5割以上の人がネットで商品を見つけ、ネットで購入!(コマースリンク調べ)

ECのミカタ編集部

コマースリンクが20~30代女性のファッション関連の情報収集・購買行動に関する調査結果レポートを発表
回答者の半数がネットでファッションアイテムを購入
セール・イベント情報に加えて、商品の詳細情報と新商品に関するニーズが高い

自分の感性に響くかどうかが購入を決める!

コマースリンク株式会社(以下「コマースリンク」)は「20~30代女性のファッション関連の情報収集・購買行動に関する調査」の調査レポートを発表した。

調査対象は、東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県に在住している20~30代の女性648名で、ファッション関連の商品を月に1回以上購入しており、ファッション関連の情報が掲載されているスマートフォンアプリを過去半年間に1回以上利用したことがある人だ。

今回のアンケートでは、ファッションに関心のある女性が好みのブランドの商品について、購入前にどのような情報を欲しているのか、また商品の購入ステップに進む契機は何なのか、オンラインとオフラインをどのように使い分けているのかについて調査を行った。

その結果、回答者の半数以上の人が実店舗での購入だけでなく、ネットショップで商品を見つけ、購入に至っていることがわかった。「ファッション関連のお買いもので、直近半年間の行動にあてはまるものは何か」という質問に対して、1番多い回答は「お店で欲しい商品をみつけ、お店で購入する」というものだった。この回答が57%であるのに対して「ネットで欲しい商品をみつけ、ネットで購入する。」人は52%で2番目となった。3番目は「ネットで欲しい商品をみつけ、お店で購入」というものだった。

また、ファッション関連の買いものをする際に参考にする情報はウィンドウショッピングという回答が1番多かった。2番目にファッションブランドやネット通販のWEBサイト・アプリ・メルマガなどを参考にしている人が多かった。中でも、お気に入りのファッションブランドに関する情報で求められているのは、「新商品や予約販売などの最新情報」「商品の詳細・在庫状況」「モデルやスタッフのコーディネート例」という結果が出た。

購入の契機では、セールによる値下がりよりも商品が自身の感性に響くかどうか、という点が優先されているようだ。

これらの結果を踏まえてコマースリンクは、ファッション関連ECサイトは自社ブランドのファンに対し、商品の詳細情報を事前に発信し、商品の魅力を十分に伝えることで、買い物をしたくなるタイミングを増やすことができると考えられるとしている。さらに、ファッションに関心のある20代・30代の女性に対しては「新商品や予約販売などの最新情報」といった、鮮度の高い情報を届けることが重要であるという見解も出している。


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