「TAMANOギフト」スタート!EC活用で手土産探しもカンタンに

株式会社うるる(代表:星知也)、三菱地所株式会社、三菱地所プロパティマネジメント株式会社、スカイファーム株式会社は、大手町・丸の内・有楽町エリアの企業向けに、手土産デリバリーサービス「TANOMOギフト」を 2018年9月13日(木)より導入した。

同エリア内で販売されているお菓子やお茶等の手土産をインターネットで注文し、オフィスへ配達してもらえる。

店舗に行かずにお土産が買える「TAMANOギフト」

店舗に行かずにお土産が買える「TAMANOギフト」

取引先を訪問する際、菓子折りなどの手土産を用意することがあるが、実際のところ「業務が忙しくて買いに行く暇がない」「購入したお土産を持ち帰るのが大変」という声は多い。

「TAMANOギフト」はそうした顧客のニーズにこたえるサービス。エリアで人気の手土産をウェブやスマートフォンから注文し、オフィスに配達できるサービスだ。特にそうした手土産を用意することの多いと予測される大手町・丸の内・有楽町エリアを対象として導入する。

システム面をスカイファームが、人材面をうるるがカバー。具体的にはスカイファームがウェブシステムを開発し、うるるの運営するクラウドソーシングサービス「シュフティ」のワーカーが依頼を受けて配達する。はじめのうちは配達の2日前までに注文を済ませておくことが必要だが、今後は注文当日に受け取れる体制を整えていく方針だ。

配達対象場所も、最初は三菱地所グループが大手町・丸の内・有楽町エリアで運営・管理しているオフィスビルのみを対象としているが、今後エリアも拡大していく予定。対象場所でならオフィスでなくとも会食スペースでの受け取りも可能。


どんな効果がある?

このサービスは、普段手土産を購入している企業の利便性が向上するだけでなく、手土産を販売する店舗にとっては新たな販路による売り上げアップ効果が期待できる。購買データの蓄積によって新たな商品開発やサービスの改善につなげていくことも可能になる。

取り扱い店舗と商品(9月13日時点)

取り扱い店舗と商品(9月13日時点)

2018年9月13日時点では、16店舗約100種類の商品が対応可能となっている。

ターゲットを絞ることのメリット

ECの発達によって配達業界を悩ませてきた問題が、ターゲットを絞ること、それぞれの強みを持った企業の業務提携によって解決されているのが今回の事例。エリアを絞ることで配達範囲が狭まり、配達員の負担も少なく、配達時間も短縮される。また、配達の注文時間、指定時間も限定されるのも大きなポイント。

今後特定分野に絞ったEC取引が増えれば、より効果的なサービスの展開が可能となるだろう。

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