アフィリエイトも動画の時代へ。インタースペースが新サービス開始
株式会社インタースペース(以下インタースペース)は、成果報酬型インターネット広告のアフィリエイトサービス「アクセストレード」において、 動画クリエイティブ配信機能を追加しサービス提供を開始した。
時代は5Gへ!加速する動画広告市場
近年の動画広告市場の拡大は著しく、株式会社サイバーエージェントによると2020年には2,900億円、2024年には4,957億円に達する見込みといわれている。
背景には、やはりインターネットユーザーの動画視聴時間の増加が大きく影響している。
また、2020年には「第5世代移動通信システム」が実現するといわれている。
いわゆる「超高速」「超低遅延」「多数同時接続」の5G(5th Generation)で、LTEと比較すると最高伝送速度は約100倍、遅延は1/10になるといわれている。
5Gのサービスがスタートすれば、当然ユーザーのストレスは軽減し、広告主の動画広告利用促進を期待することもできる。
動画広告の用途も、ブランディングを目的としたものからユーザー獲得を目的としたものまで多様化していくことが予測される。
動画クリエイティブ機能とは
アフィリエイトサービス「アクセストレード」は、広告主・アフィリエイターの動画広告需要に対応するために、動画クリエイティブの広告配信機能を追加した。
動画クリエイティブ機能とは、Webページの動画広告が画面に表示されてから再生される。
そのため、広告主がアプローチしたい商品・サービスの内容を最初からユーザーに伝えることができ、テキスト・バナー広告よりも多くの情報を発信することで、ユーザーに認知・興味喚起させることができる。
また、動画クリエイティブ内に、広告主のサービスページに遷移できるボタンを内包している。
ユーザーが興味を持てばそのまま行動につなげられるため、運営サイトに動画クリエイティブ広告を掲載すれば収益向上も見込める。
現在は一部の広告主のみ利用している動画クリエイティブ広告だが、今後用途の幅をより広げていく予定だ。
ユーザーのニーズに合わせて広告も変化
5Gの登場でユーザーにとって動画を見やすい環境が整えば、自然とユーザーが興味を持つもの、情報をとるところも変わってくる。
あくまでもユーザーの視点に合わせて、広告も効果的な方法を選んでいく必要があるだろう。