イオンがECで買った洋服の「受取・試着・直し」に対応した『Fittingステーション』をスタート

ECのミカタ編集部

洋服の直しや靴・バッグの修理サービスショップを全国約700店舗展開する、イオングループのリフォームスタジオ株式会社(本社:東京都中央区、代表者:代表取締役社長 牧 和男 )は、ヤマトホールディングス傘下のヤマトシステム開発株式会社(所在地:東京都江東区、代表取締役社長 星野芳彦、以下「ヤマトシステム開発」)と連携し、アパレルブランドのオンラインショップで購入した商品を「受け取り・試着・直し」ができる新サービス『Fittingステーション』を、2019年3月25日月曜(3月26日火曜受け取り分)より都内のマジックミシン4店舗で開始する。

サイズが合わない時はそのまま直し依頼もできる

「Fittingステーション」は、各アパレルブランドのオンラインショップで購入した商品を洋服のリフォーム店舗で「受け取り・試着・直し」をすることのできる新サービスだ。

オンラインショップで購入した場合でも商品のイメージやサイズ、肌触り、着心地などを直接手に取って確認することができ、さらにサイズが合わない場合にリフォームを店舗に依頼することも可能だ。

サービス概要

サービス概要

Fittingステーションのサービス概要は次の通りだ。

[名称]
Fittingステーション

[開始日]
2019年3月25日(月)(3月26日(火)お受け取り分より)

[店舗]
マジックミシン東急プラザ赤坂店
(東京都千代田区永田町2-14-3東急プラザ赤坂2F)

マジックミシンアトレ大森店
(東京都大田区大森北1-6-16アトレ大森2F)

マジックミシン阿佐ヶ谷ゴールドストリート店
(東京都杉並区阿佐谷南2-41阿佐ヶ谷ゴールドストリート1F)

マジックミシンイオンモール幕張新都心店
(千葉県千葉市美浜区豊砂1-1イオンモール幕張新都心 グランドモール2F)

ファッションECへのイオンの新しい回答

ファッション分野は成長を続けるEC市場の中でもひと際、熱度が高い。一方で、オンラインでアイテムを購入するという宿命から、買ってみたもののサイズが合わないといった事態も散見される状況にあった。

こうしたファッションECにおける「サイズ問題」に関しては、各社や各方面から解決すべくさまざまなソリューションが出されているところだ。その課題に対して、流通業界でのトップランナーであるイオンが出したひとつの回答が、今回サービスインが公表された「Fittingステーション」という事ができるだろう。

今後、生活圏のすぐそばにある「スーパー」がECの総合的な窓口としての機能を強化することは、消費者にとって大いに歓迎すべきところだ。またスーパーで受け取れるということは、ECを支える物流のラストワンマイルにおいて、再配達の軽減にもつながることになる。生き残りをかけてしのぎを削る流通業界だが、他社も追随していくかにも注目したい。

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