株式会社AppBrew（本社所在地：東京都文京区、代表取締役 ：深澤雄太）は、300万DLを突破したコスメのクチコミアプリ「LIPS」において、一定基準を満たしたユーザーのクチコミ投稿が収益となる「LIPSパートナープログラム」を4月5日（金）より開始した。

2017年AppStore無料総合ランキング1位

「LIPS」はコスメへの感度の高い女性に向けたコスメクチコミアプリだ。2017年10月21日には、AppStoreの無料総合ランキングで1位を獲得するなど、10代〜20代を中心に多くのユーザーが利用している。

メイクをする上での疑問やコスメ選び、人気商品ランキング、人気ユーザーランキングなど、様々なコンテンツを通じて「日本中の女性が可愛くなるプロセスを応援する」プラットフォーム提供を目指しているそうだ。

美容体験の向上を促進

LIPSパートナープログラムとは、LIPSユーザーが、投稿するクチコミによって収益を得るためのパートナープログラムだ。LIPSユーザーへの収益はクチコミの閲覧回数やクリップ数などの見られた数に加えて「どれくらい参考になったか」を計算することで発生する。

同社はLIPSパートナープログラム開始の背景として次のように述べている。LIPSの目指す価値は、「可愛くなるプロセスが楽しくなる」そして「ほしい情報が見つかること」にあるという。

LIPSパートナープログラムを通じて、クチコミを投稿したLIPSユーザーに収益を還元することで、クチコミを発信したユーザー及びクチコミを閲覧したユーザー、双方の美容体験の向上を促進するきっかけが生まれると考えているそうだ。

また収益化開始にあたり、迷惑な投稿やステルスマーケティング・虚偽の投稿を、より厳しく取り締まっていく方針だ。開始済みの対策としては、コミュニティガイドラインを設置・周知し、利用規約に違反をしたユーザー投稿を自動的に排除するシステムを開発している。

有益な情報の投稿者を支援

LIPSでは今後、同プログラムを通じてよりユーザーの参考になる情報や信頼性の高い情報を発信する投稿者を支援していく計画だ。なおパートナープログラムの参加については同社が定める規定と基準を満たしていることが条件となる。

同社ではまた、LIPSと同プログラムを通して、これまで以上にユーザー体験向上を目指して行くとしている。インターネットが普及して約30年になろうとしているが、そうしたネット上やアプリを通してのクチコミがEC上やリアル店舗での売り上げやブランド構築に大きく影響することはもはや常識ともなっている。

今回開始されたプログラムでは、有益な投稿者に収益が上がる点で画期的と言えるだろう。より良質な情報がプラットフォーム上にもたらされれば、それだけでLIPSの価値を高めることになるからだ。同社とLIPSの今後の新たな展開にも期待したい。