AI技術活用のチャンスはどこにある?【シルバーエッグ×ディーエムエス】

ECのミカタ編集部

シルバーエッグ・テクノロジー株式会社(以下 シルバーエッグ社)は、ダイレクトメール配信事業におけるAIを用いたパーソナライゼーションサービスの提供を目的とし、株式会社ディーエムエス(以下 ディーエムエス社)との間で業務提携を締結した。

両社の強みを活かし、企業と顧客との新たなコミュニケーションへ

両社の強みを活かし、企業と顧客との新たなコミュニケーションへ

シルバーエッグ社は、AI技術をベースにしたデジタルマーケティングサービスの開発・提供をしている。

顧客の行動をリアルタイムで反映した高精度レコメンデーションサービス「アイジェント・レコメンダー」を筆頭に、オンライン領域だけでなく、ダイレクトメール(以下 DM)などのオフラインマーケティングの領域でも利用できる設計となっているサービスがメインだ。シルバーエッグ社ではこれらのサービスの活性化を図っていた。

一方ディーエムエス社は、中期経営戦略の重点施策の一つとして「デジタル時代のDM強化」を掲げている。
情報技術やAIなどの先進技術との連携による、新たなDMの価値創出をテーマとして活動していた。

両者の強みとするサービスや技術を融合させることで、DMプロモーションによる企業と顧客のコミュニケーションに新たな価値を提供することができるとの考えから、今回の提携に至った。

連携内容

連携内容

今回の連携内容は、大きく分けて主に2つだ。

1.プロモーションの効果向上
シルバーエッグ社のリアルタイム・レコメンドサービス「アイジェント・レコメンダー」およびリアルタイム・レコメンドメール「アイジェント・レコガゾウ」の技術を、ディーエムエス社のDM作成・発送サービスと組み合わせる。

これによって顧客の関心に合わせた効果的なDMの送付や、オンライン・オフライン双方にまたがる一元的なターゲティング施策を実現することが可能となる。

2.AIマーケティング技術を活用する機会をつくる
シルバーエッグ社が今後展開する新サービスを、ディーエムエス社と共同実験などをおこなう。

今後もAI技術をベースにしたマーケティングサービスの提供を通じて、オンライン・オフライン双方でのマーケティング施策の更なる効果向上を支援し、あらゆるチャネルとデバイス上での、パーソナライゼーションによる付加価値向上を実現していく所存だ。

AI技術を実生活に活用するために

業務効率化、レコメンド機能を可能とするAI技術が多く開発されているものの、現場に生きている実例は少ない。

よりAI技術を社会に浸透させ、実生活に活用していくためには、異なる強みを持った企業同士の連携も必要だ。

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