若年層のTwitter利用目的は「情報収集」だが約半数がキャンペーン参加経験あり

ECのミカタ編集部

チャットボットを活用した広告・ネットリサーチ事業展開する株式会社テスティー(本社:東京都中央区、代表取締役:横江優希)は、若年層を対象に調査した結果を発信する「TesTee Lab」において、高校生・大学生の男女2,407名(男子高校生641名、女子高校生612名、男子大学生577名、女子大学生577名)を対象に「Twitterキャンペーン」に関する調査を実施した。ここではその概要についてポイントを絞って見て行く。

調査概要

[調査期間]
2019年9月26日(木)〜2019年9月29日(日)

[調査対象]
高校生・大学生 / 男女 / 自社モニター会員

[割付方法]
2,407名(男子高校生641サンプル、女子高校生612サンプル、男子大学生577サンプル、女子大学生577サンプル)

Twitterに関する基本調査

Twitterに関する基本調査

◆Twitterアカウント所持率

高校生・大学生の男女2,407名を対象にTwitterのアカウントを持っているか尋ねたところ、男子高校生で80.3%、女子高校生で83.0%、男子大学生で84.1%、女子大学生で87.3%と、高校生・大学生ともに8割以上がTwitterアカウントを持っていると回答した。

◆Twitter利用頻度

「Twitterのアカウントを持っている」と回答した人を対象に利用頻度について尋ねたところ、「1日に10回以上」と回答した人は高校生で24.1%、大学生で25.9%、「1日に2〜9回」と回答した人は高校生で44.7%、大学生で46.4%となりました。高校生・大学生のTwitter利用者のおよそ7割は1日に複数回以上Twitterを利用していることがわかった。

◆Twitter利用目的

Twitterアカウントを保有する人を対象にその利用目的について尋ねた。その結果、高校生・大学生ともに第1位は「暇つぶし」、第2位は僅差で「情報収集」となりました。他にも「ニュースを見る」がいずれの年代でも3割程度いることから、Twitterは情報収集目的で活用されている様子が伺えるとしている。

Twitter上でのキャンペーンの効果は?

Twitter上でのキャンペーンの効果は?

◆Twitterキャンペーン参加率・知ったきっかけ

Twitterアカウントを保有する人を対象に、Twitterキャンペーンの参加経験について調査した。その結果、高校生で52.5%、大学生で49.0%とどちらの年代も半数の人がキャンペーンに参加した経験があることが判明。参加したきっかけは、「リツイートなどで流れてきた」と回答した人が7割以上で、約3割の人は「Twitter内で広告を見た」と回答した。

◆Twitterキャンペーン参加後の態度変容

「キャンペーンに参加した後の行動やその企業に対する印象」について調査したところ、「好感度が上がった」と回答した人は男子高校生で53.2%、女子高校生で49.6%、男子大学生で44.2%、女子大学生で40.6%と、高校生・大学生ともにキャンペーンによる好感度向上の効果は大きいと言えそうだ。また、どの性年代も約2割が「(キャンペーンに参加したことで)その企業の商品購入やサービス利用が増えた」と回答している。これらの結果から、Twitterキャンペーンが間接的に売上向上に繋がる可能性が高いと考えられる。

◆Twitterキャンペーン終了後のフォロー継続率・理由

キャンペーン時に企業アカウント(キャンペーン実施アカウント)をフォローした人を対象に、キャンペーン終了後も継続してフォローしているかを尋ねたところ、高校生の69.7%、大学生の72.0%が「フォローを継続している」と回答した。フォロー継続者にその理由を自由回答にて尋ねると、キャンペーン終了後もその企業が提供する情報の有益さに惹かれている様子が伺えた。

存在感を発揮するTwitter

高校生・大学生ともに8割以上がTwitterアカウントを持っていると回答。高校生・大学生のTwitter利用者のおよそ7割は1日に複数回以上Twitterを利用していることがわかった。

また若年層についてTwitterは情報収集目的で活用しており、高校生で52.5%、大学生で49.0%とどちらの年代も半数の人がキャンペーンに参加した経験があることが判明。Twitterキャンペーンが間接的に売上向上に繋がる可能性が高いと考えられ、キャンペーン終了後もその企業が提供する情報の有益さに惹かれている様子が伺えた。

SNSの中でもとりわけ認知度が高く、また絶大な拡散力を誇るTwitter。若年層においてもその利用頻度は高く、今回も特にキャンペーンを通したプロモーションやマーケティングには引き続き有力なフィールドであるのが証左されたようだ。


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