BASEが海外向け販売機能を強化 PayPal決済導入に続き海外向け配送方法の詳細設定にも対応

ECのミカタ編集部

BASE株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役 CEO:鶴岡裕太)は、「BASE(ベイス)」の送料詳細設定機能をリニューアルし、新たに海外向けの配送方法の詳細設定にも対応を開始した。

海外ユーザーにもスムーズに販売できる

BASE社は、同社が運営するネットショップ作成サービス「BASE」の送料詳細設定機能をリニューアルし、2020年1月21日(火)より既存の国内への送料詳細設定機能に加えて新たに海外向けの配送方法の詳細設定にも対応を開始した。

同機能では、世界各国の地域、発送する商品に応じて適切な送料を設定できるので、ネットショップを開設したショップオーナーが海外の顧客にもスムーズに商品を販売することができるようになるという。

送料詳細設定の概要

送料詳細設定の概要

「BASE」では、これまでは国内の送料詳細の設定のみ可能だったが、今回の送料詳細設定のリニューアルにより、世界各国の地域、発送する商品に応じて適切な送料を設定することができるようになった。

送料詳細設定は、「BASE」の拡張機能「BASE Apps」にて「送料詳細設定App」をインストールすることで利用できる。送料詳細設定Appとは配送先の地域ごとや商品ごとに異なる送料を設定することができる機能だ。

「送料詳細設定App」を使うことで、安価な送料を希望の人や高値でも商品の追跡や保険が適用される送料を希望する場合など購入者のニーズに合った送料を設定することができる。

海外対応を強化する「BASE」

同社では「BASE」の海外向け販売の対応について次のように述べている。

「ネットショップ作成サービス『BASE(ベイス)』では、海外のファンに向けて商品の販売を希望されているショップオーナーさまが、よりスムーズに『BASE』をご利用いただけるよう、海外への販売の取り組みを強化しております。かねてより提供していた機能『英語・外貨対応』に加えて、2019年11月21日(木)にも『PayPal(ペイパル)決済』の導入を開始しております。そしてこの度、海外向けの配送方法の詳細設定にも対応開始いたしました。この度リニューアルしました送料詳細設定の機能は、別機能の『英語・外貨対応』、『PayPal決済』と併用いただくことで海外のお客さまへの販売がスムーズになります」

約80万ショップが利用するネットショップ作成サービスやショッピングアプリを含んだECプラットフォームとして存在感を示すBASE。今回の海外販売対応で本格的な越境ECが可能となり、その価値をさらに高めることになりそうだ。


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