YouTube広告展開でのブランド維持をサポートするモメンタム社『HYTRA DASHBOARD Safe Video List』がリリース

ECのミカタ編集部

Momentum株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長 高頭 博志、以下「モメンタム」)は、YouTubeへのブランドセーフティな広告配信に適した配信リスト「HYTRA DASHBOARD Safe Video List」の提供を開始した。

オプションでも単体でも利用できる

モメンタムは「無価値なインターネット広告取引をゼロにする」という理念のもと、HYTRA DASHBOARDを通じて、多くの広告代理店に、広告配信におけるブランド毀損に該当するウェブサイトのリスト提供を行ってきた企業だ。

その同社がYouTubeにおけるブランドセーフティな広告配信に適した配信リストを、HYTRA DASHBOARDの新たなサービス「HYTRA DASHBOARD Safe Video List」として提供を開始した。

同製品についてはHYTRA DASHBOARDをすでに契約している顧客はオプションとして追加が可能で、HYTRA DASHBOARDを未契約の顧客においても当該機能のみを利用することができるという。

動画広告展開でのブランド維持をサポート

動画広告展開でのブランド維持をサポート

同社がまとめる製品の特徴は次の通りだ。

◆ブランドセーフへのこだわり

YouTube内の膨大なコンテンツに対応するため、機械的な判定アルゴリズムを構築に加えて精度を保つために専任のオペレーターによる目視チェックを行っている。機械と目視によるダブルチェックによってリストの精査を行うことで、ブランドセーフティに貢献する品質を担保する。またモメンタムが強みとする日本語に特化した言語解析技術を基盤に、炎上やヘイトスピーチなど該当カテゴリーとしては判断が難しいコンテンツにも対応している。

[除外を行うコンテンツ5種]
・炎上(etc:炎上させるような煽りの強いコンテンツ)
・アダルト
・グロテスク
・著作権侵害
・ヘイトスピーチ(etc:ネット右翼系)

◆運用の手軽さ

ダッシュボードとGoogle広告設定用の弊社独自ツール(Google Ads Script)を通じてリストの提供を行う。同社独自ツールを利用することによって設定を自動化することが可能となっており、導入後の運用における手間を削減する。

YouTubeにおけるブランドセーフな広告配信を実現

同社ではサービス開発の背景として次のように述べている。

「YouTubeは日本国内においても主要な広告配信先として多くの広告主、広告代理店に活用されています。一方、CGMという形態をとるYouTube内にはユーザーが投稿した様々な動画が存在し、その膨大なコンテンツを人手でチェックして不適切なコンテンツを除外するのは不可能な状況となっています。広告配信管理を行う広告主、広告代理店からは、YouTubeにおけるブランドセーフな広告配信を実現できるツールに対してのニーズが高まっていました」

EC市場においても広告の配信先として動画プラットフォームの重要性が増している。今後、本格的に5Gサービスが始まれば、大容量の通信が可能になるだけに、一層その傾向は高まるだろう。一方で、同社も述べているように、そこにおけるコンテンツの品質は玉石混合といった状況で、物理的に選別をするのは難しい状況もある。今回の新機能はまさにその課題に対応するものであり、広告展開におけるブランド維持の観点からも心強い味方と言えそうだ。


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事