商品自動タグ付けの『AIタッガー』が楽天に加えYahoo!ショッピングとPaypayモールに対応 スマホ時代のECビジネスをサポート

ECのミカタ編集部

ECモールのタグ登録を自動化できる「AIタッガー」を提供するLISUTO株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社⻑CEO:ニール・プラテック、以下:LISUTO)は、現在対応中の楽天市場に加えて、新たに2020年6月2日よりYahoo!ショッピングとPayPayモール用タグ自動登録機能の提供を開始した。

わずらわしいタグ付けを自動化

同社によれば「AIタッガー」は、ECモールに出品する商品に関連するタグ情報を自動登録するツールだ。独自開発によるECに特化したAIを搭載し、より手軽なタグ登録が実現するという。

既に対応している楽天に加えて、2020年6月2日より、新たにYahoo!ショッピングとPayPayモールの一部カテゴリから、順次対応を拡大して行く。登録されたタグ情報は、ECモールでの絞り込み検索ヒットや、モール内外のSEOに使用され、これによって商品の露出が増えることで、アクセスアップ・売り上げ拡大に貢献するとしている。

サービス概要

サービス概要

[名称]
AIタッガー

[提供開始]
2019年8月1日(楽天市場に対応開始)
2020年6月2日(Yahoo!ショッピング・PayPayモールに対応開始)

[月間利用料金]
¥15,000~(初期費用:¥25,000)

[年間販売目標]
500ユーザー

スマホ時代はタグ付けがビジネスの成否をにぎる

同社では「AIタッガー」提供の背景として次のように述べている。

「今やスマホ経由で購入するユーザーが大半です。物理的に画面の小さいスマホでは、多くの商品を一度に閲覧することが困難なため、ユーザーの3人に2人は、何かしらの絞り込み検索を利用してから購入に至っています。絞り込み検索結果に商品を表示するには、出品者が事前に適切なタグを商品に登録しておく必要があります。しかし、従来の方法では手作業で1つずつタグを登録するほかなく、出品者にとって大きな作業負担となり、タグを徹底的に登録することは現実的に不可能でした。

そのため、タグが登録されていない商品は絞り込み検索に表示されず、販売機会を逃してしまうという課題がありました。『AIタッガー』は、商品CSVに含まれるテキスト情報から、商品に関する特徴的な情報をAIが抽出することで、最適なタグ情報を自動登録しています。AIによる作業のため、数千、数万件の商品に対するタグ登録処理もわずか数分単位で完了し、人力の比にならない圧倒的なスピードで徹底的なタグ登録が実現します。そして、タグを自動的に徹底登録することにより、工数削減、アクセス増加、売上げ増加に大きく寄与いたします」

同社も述べているように、ECの購入はスマホ経由での割合が目立って増加している。そこではタグをもとに商品検索がなされ、購入に至るという導線が基本だ。一方で、これまでタグ付けは手動で行うことが多く、大きな手間を要した。そのタグ付けを自動化できる同社のソリューションは人的リソースを抑えられ、ECビジネスの成功を目指す上でも心強い味方となりそうだ。

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