チャットブック、EC事業者に特化したチャットボットサービス『ChatBook』提供開始

ECのミカタ編集部

ウェブ接客やチャットボットサービスによるDX支援ツールを提供する株式会社チャットブック(本社:東京都港区、代表:小島舞子)は、コロナ禍で需要が高まるEC事業者に特化したチャットボットサービス『ChatBook』の提供を開始した。

需要が高まるEC業界

経済産業省の調査によると、2019年のEC市場規模は19.4兆円で前年より18.0兆円、前年比7.65%増となっている。

また、コロナ禍においてECサイトの需要はさらに高まり、今後も市場の拡大が見込まれている。市場規模が拡大し、ECサイトの制作ハードルが下がる一方で、売れるECサイトの作成や、競合との差別化を図ることが重要となっている。

ECサイト事業者向けチャットボットサービス「ChatBook」は、Web上での接客を通じてECサイトにおける離脱率改善や集客などの様々な問題を解決するという。

マーケティングに特化したチャットボットツール

「ChatBook」は、Facebook・Instagram広告/LINE/Webサイトからチャットボットに誘導し、顧客対応を自動化するチャットボットサービスで、接客・営業活動の効率化とWeb広告のコンバージョン数の向上を実現する。

「ChatBook」の提供するサービスは主に下記3つ。

1、実店舗に近い形での接客
店舗での接客のように、ユーザーごと、季節ごとに合わせたレコメンドをChatBookが自動で行う。商品数の多いECサイトでは、「欲しい商材が見つけられない」、「どの商品を選択すれば良いのかわからない」ことが離脱率に大きく寄与する。
ChatBookを設置し、売る側からおすすめの商品を提案することで、利益創出をサポートする。

2、従来のEFOよりも詳細な分析、迅速な設計が可能
ChatBookを通じて、従来のEFOよりも詳細に分析ができ、迅速に設計をすることができる。ECサイト上において、最も離脱率が高いとされるエントリーフォームを改善することはECサイトにおいて必須だ。ChatBookを設置することで、ユーザーが離脱した項目を可視化し、誰でもすぐに設問の修正ができる。

3、ChatBook×Web広告を用いた集客×リードナーチャリング
Web広告と掛け合わせることで、広告の中でユーザーの欲しい情報を提供し、ユーザーの手間を省く。また、広告から流入したユーザーに対し、プッシュ通知を送ることで、今までリマーケティングが担っていた追客を反応率の高いSNS上で行うことができる。

チャットボットでリアルな接客を実現

チャットボットは顧客ニーズに合わせて情報を提供することが可能だ。顧客ごとの内容を分析すれば、さらにECでの接客の質を高めることもできる。
コロナ禍において、実店舗で買い物をする機会が減少する中、EC消費は高い伸び率が続いている。今後もECサイトの利用者は増加することが見込まれ、他社との差別化という視点からもWeb上での接客や集客方法を工夫していくことが重要だ。

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