パッケージ受発注のcanalが対象限定で半年間15%割引 支援先EC/D2C企業限定の特別価格で提供

ECのミカタ編集部

「canal」を運営する株式会社re(東京都港区、代表取締役 福村 圭祐)は、ベンチャーキャピタル・事業会社・エンジェル投資家13社と提携し、支援先企業限定の特別価格でオリジナルパッケージの製作を提供することを公表した。

パッケージの受発注を大幅に簡素化

パッケージ印刷プラットフォーム「canal」を運営する株式会社reは、1月18日より、ベンチャーキャピタル・事業会社・エンジェル投資家13社と提携し、支援先企業限定の特別価格でオリジナルパッケージの製作を提供することを公表した。

パッケージ印刷プラットフォーム「canal(カナル)」は、全国の提携印刷会社の保有設備のネットワークを形成し、発注者と品質・価格・納期が最適な印刷会社とマッチングする受発注プラットフォームだ。従来、1ヶ月以上かかっていた受発注プロセスの即日完了を実現し、平均20%のコストダウンかつ高品質なオリジナルパッケージ制作が可能となっている。

支援先/紹介先プログラム概要

支援先/紹介先プログラム概要

プログラムの概要は次の通りだ。canalでのオリジナルパッケージ製作の請求金額から半年間15%割引で購入できる(6ヶ月後からは通常価格になる)。なお木型代、製版代の初期費用は適用対象外だ。投資を受けていないが、紹介を受けた場合は、半年間5%割引対象になる。

◆利用条件

[1]
プログラムに参加している投資家から出資を受けているorプログラムに参加している投資家から紹介を受けた

[2]
利用履歴がない企業である 
※新規注文商品については提供対象

[3]
アンケートフォームに回答

◆提携先のベンチャーキャピタル・事業会社・エンジェル投資家一覧

・アカツキ/ハートドリブンファンド
・アプリコット・ベンチャーズ
・赤坂優
・East Ventures
・XTech Ventures
・KVP
・JAFCO
・セレス
・TLM
・ポーラ・オルビスホールディングス
・丸井グループ/D2C&Co.

※敬称略、順不同。

EC・D2Cでの高まるニーズに対応

同社では、提携背景として次のように述べている。

「発注者は、問い合わせからデザインの入稿までに1ヶ月以上、最長で半年以上かかるようにオンラインでの発注がままならない状況です。そもそも、『誰に相談を行って良いのかわからない』『どの印刷会社が自分自身の作りたいパッケージに最適なのかがわからない』、『価格が不透明』などの多くの課題を抱えています。今後、ECやD2C事業者がさらに増加していく中で、よりユーザーに合った商品開発・生産を実施するためには業界全体でのアップデートが求められています」

また同社は、今後も同プログラムに賛同し、支援先D2C/EC企業のブランドづくりを一緒にサポートしていくベンチャーキャピタル、エンジェル投資家、事業会社を募集しているとしており、施策のさらなる広がりにも注目と言えそうだ。

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