EC・D2Cサブスクリプション型一括支援サービス『E-commerce-as-a-service』の提供開始

ECのミカタ編集部

AnyMind Group株式会社(読み:エニーマインドグループ、代表取締役CEO:十河 宏輔、以下「当社」)は、国内・海外においてEコマース(EC)・D2C展開をしたい企業向けに、1カ国50万円/月〜のサブスクリプション型料金モデルで包括的な展開を支援する新サービス「E-commerce-as-a-service」の提供を開始した。

EC展開のハードルを下げる

同サービスでは、同社の開発するソフトウェアによる機能提供と各国・各市場に精通したプロフェッショナルスタッフのサポートにより、自社ECサイトの構築・運用、現地ECモールでの販売、マーケティング、カスタマーサポート、物流などを含む包括的な支援を実施。日本企業にとっての国内及び海外におけるEC展開のハードルを下げ、手軽かつ効果的な事業推進の実現を支援するという。

さらに同サービスでは、生産、EC立ち上げ・運用まで、同社のソフトウェアとサービスを月額50万円〜のサブスクリプションモデルで利用できるという。マーケティング支援においても、展開規模や商品ポテンシャル、ニーズに応じて、レベニューシェア方式なども含めた自由度の高い契約体系を採用することが可能だとしている。

海外でのEC・D2Cビジネスを誰でも手軽に実現可能に

海外でのEC・D2Cビジネスを誰でも手軽に実現可能に

AnyFactory:アジア各国の200を超える生産工場をネットワーク化し、ニーズに合わせた最適な工場のマッチングによる商品生産を実現するクラウドものづくりプラットフォームを提供。

AnyShop:自社ECサイト構築・運用、越境展開を含めた各国ローカルのECモール運用、決済サービスとの統合など、ニーズに合わせたソリューションを提供。

AnyManager:EC・D2CブランドWebサイトのアプリ化、アクセス解析、サイトスピード高速化、プッシュ通知機能などのソリューションを提供。

AnyLogi:物流管理プラットフォームを活用して、出荷・配送・入庫・保管・商品の一括管理機能を提供。

AnyTag / AnyDigital:データを活用したインフルエンサーマーケティングやSNSアカウントの運用、WEB・アプリ・SNS広告・DOOH(Digital-out-of-Home)広告などのソリューションを提供。

同社では、上記のソフトウェア提供に加えて、ニーズに合わせた問い合わせ対応、返品対応、オーダー管理などのカスタマーサポート(CS)も支援していくほか、プロフェッショナルスタッフが市場調査・事業戦略コンサルティング・多言語化など、海外事業展開に必要な要素をあらゆる側面から支援すると述べている。

日本企業と海外市場の境界線をなくしていく

日本企業と海外市場の境界線をなくしていく

AnyMind Group 共同創業者兼代表取締役CEO 十河宏輔氏のコメント

「これまで多くの企業にとって、海外進出・事業展開を行うには現地でのノウハウやリソース不足、言語や距離的な制約など、様々な高い障壁が存在していました。本サービスにおいては、当社のテクノロジーや各市場のノウハウ、現地スタッフの知見を提供していくことで、ビジネスライセンスや担当者不要で自社商品の海外展開を可能にしていきます。またできる限り明朗な価格設定を採用することにより、より海外での事業展開のハードルを下げていきたいと考えております。当社は今後もさらに日本企業と海外市場の境界線をなくしていくことで、ミッションである『Make every business borderless』を実現してまいります」

また、同サービス提供開始に先駆けて、株式会社MTGの展開する美容器具「ReFa」の海外展開や、株式会社TBMが運営するECサイト「ZAIMA」で展開する「LIMEX」や「PlaX」などの新素材を活用したサステナブルなプロダクトの展開を支援しているという。さらに「D2C for Enterprise」という名称で、日本企業だけでなく、海外現地企業、グローバルブランド向けにも提供を開始しており、さらなる展開に注目と言えそうだ。

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