NETSEAとロジザードが提携 EC事業者の物流の悩みを解消

ECのミカタ編集部

ロジザード株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:金澤 茂則、以下ロジザード)は、株式会社SynaBiz(本社:東京都品川区、代表取締役:武永 修一、株式会社オークファン100%子会社。以下SynaBiz)と提携したことを公表した。

物流に課題を抱えるEC事業者を支援

クラウド型在庫管理システムを展開するロジザードは、国内最大級のBtoB卸モール「NETSEA」を提供するSynaBizと提携を実施した。ロジザードは、今回の提携を通して、物流に関する課題を抱えるNETSEAユーザーを支援するとしている。

「NETSEA」は「ネットで仕入れ」の略称で、大手企業から中小企業まで、幅広い法人向けにサービスを提供しているBtoB卸モールだ。 年間流通額約90億円、登録バイヤー数48万社と国内でも最大規模のBtoBサイトとなっている。

『ロジザード・マッチン』で最適な倉庫が見つかる

『ロジザード・マッチン』で最適な倉庫が見つかる

今回の提携によって、SynaBizが運営する国内最大級のBtoB卸モールNETSEAのユーザーは、ロジザードが運営する物流倉庫紹介サービス「ロジザード・マッチン」により、迅速に最適な倉庫を見つけることができるという。

ロジザード・マッチンは全国300拠点の中から、顧客にマッチする倉庫を複数紹介し、物流に関するお悩みを解決するものとなっている。NETSEAユーザーへはNETSEA会員ページやメルマガにて詳しいサービスの案内が届けられるとしている。

多角的にユーザーをサポート

多角的にユーザーをサポート

公表に際して同社は次のように述べている。

「かねてよりNETSEAでは、日頃から物販を行うバイヤー・サプライヤーの皆さまより、現状の物流体制や在庫管理に関するお悩みを頂くことが多くありました。特に近年では、新型コロナウイルスの影響でECの需要は大きく高まり、小売の在り方も変化しました。そのような中で物販に携わる事業者にとって、物流に関する新たな課題や悩みがますます増えてきたことから、多角的にユーザーをサポートする体制を強化すべく、今回の提携が始まりました。SynaBizとロジザードでは、今後様々な提携企画を実施することで更に連携を深め、両サービスのユーザーにとって有益となる情報をお届けしてまいります」

市場規模で22兆円となる在庫問題に悩む各企業の課題解決を目指すオークファングループの中でも、世界中のサプライヤー、バイヤーに最適な取引機会を創ることを中心に取り組んできた「NETSEA」。それとクラウド型在庫管理システムのリードしてきたロジザードがタッグを組んだことにより、物流の面から、さらに価値あるEC事業者支援策が提供されることになりそうだ。

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