CROSS MALLがLive Commerceと連携 「越境EC×多店舗展開」でも在庫の一元管理が可能に

ECのミカタ編集部

株式会社アイル(本社:大阪市北区・東京都港区、代表取締役社長:岩本哲夫、証券コード:3854、以下「アイル」または「同社」」)が提供する「CROSS MALL」は、株式会社デジタルスタジオ(本社:東京都港区、代表取締役:板橋憲生)が提供する「Live Commerce(ライブコマース)」と連携を開始した。

Amazon・インスタ・FBなどで販売できる「Live Commerce」

アイルが提供する複数ネットショップ一元管理クラウドサービス「CROSS MALL(クロスモール)」は、デジタルスタジオが提供する越境ECプラットフォーム「Live Commerce(ライブコマース)」と注文情報・在庫情報の連携を開始した。

「Live Commerce」は、海外販売向けに対応した多言語対応の越境ECプラットフォームだ。商品をGoogle・Facebook・Amazon・eBay・Lazada・Instagramで販売でき、グローバル展開が可能なネットショップが構築できるサービスとなっている。

在庫の一元管理が可能に

在庫の一元管理が可能に

今回の連携により、「Live Commerce」にて越境ECを構築している複数ネットショップ展開事業者は、「CROSS MALL」が管理している注文情報を反映することで、随時更新されている在庫数を「Live Commerce」の在庫数と共有することが可能となった。

このことで在庫を一元管理できるようになり、また売り残しリスクを軽減した商品の出品が可能となるため、業務効率化だけではなく、販売促進にもつなげることができるとしている。

広がる販売チャネル

公表に際して同社では次のように述べている。

「『Live Commerce』に出店されていないネットショップ企業さまには、業務の変更なしに新たな販路を検討できる連携となります。新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受け、新たな販路を検討されているネットショップ企業さまへの支援を、引き続きバックヤードから行ってまいります」

複数ネットショップの商品・在庫・受注・発注・仕入の一元管理が可能なクラウドサービス「CROSS MALL」。ツールの提供に留まらず、ネットショップを陰で支えるバックヤード担当者にフォーカスしてきた。今回、海外販売向けに対応した多言語対応の越境ECプラットフォーム「Live Commerce」と連携したことにより、その価値をさらに高めることになりそうだ。

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