ゼンマーケットが新たにポルトガル語に対応 ブラジルや欧州市場への越境ECを強化

ECのミカタ編集部

ゼンマーケット株式会社(大阪市中央区、以下「同社」または「ゼンマーケット」)はポルトガル語バージョンの提供を開始した。

キャンペーンも実施

海外向け代理購入サービスや越境ECモールなどを運営するゼンマーケットは、今後さらなるオンラインショッピング利用率の増加が見込まれるポルトガル語圏へのサービス補強のため、ポルトガル語バージョンを開始した。 

なおポルトガル語への対応開始を記念して、サービス内で自由に使える80€(約1万円)が当たるキャンペーンも実施している。

◆キャンペーン概要
・キャンペーン期間:4月15日(金)23:59 まで※日本時間表記 
・参加条件:ゼンマーケット ポルトガル語バージョンの登録ユーザーで、ポルトガルに荷物を発送する場合。

会員数145万人超、世界150ヵ国へ発送

会員数145万人超、世界150ヵ国へ発送

ゼンマーケットは、質の高い日本商品と世界の人々をつなぐべく、海外向け代理購入サービス「ZenMarket」、海外向けサブスクリプションパック(定期購入サービス)「ZenPop」、海外越境ECモール「Zenplus」を運営している。

現在、会員数は約145万人を超え、これまで世界150ヵ国へ発送を行ってきた。同社は「世界の多くの人々に快適にサービスを利用していただきたい」という思いから年々対応言語を増やしてきた。

現在、英語・ロシア語・フランス語・スペイン語・ウクライナ語・中国語(簡体字/繫体字)・マレーシア語・ベトナム語・アラビア語・ドイツ語・インドネシア語・タイ語・イタリア語・日本語の15ヶ国語に対応している。そして今年最初の対応言語としてポルトガル語の対応を開始した。

世界8番目に多く話されているポルトガル語

公表に際して同社では次のように述べている。

「コロナ禍以降、一般消費者の購買行動は変化し、多様化しています。世界で8番目に多く話されている言語であるポルトガル語は、主にポルトガルとブラジルで使用されています。両国ともオンラインショッピングの習慣が根付き、eコマースのトレンドに敏感な消費が多いという特長があります。ブラジルはラテンアメリカの経済的リーダーであり、2021年のオンラインショッピング市場は約150%成長の見込みです。一方、ポルトガルは海外からの輸入が2年連続して増加しています。

特にブラジルと日本の間には100年にわたる文化的な繋がりがあります。またブラジルには、海外で最大の日系人コミュニティが形成され、アニメ・マンガ、K-POP、お菓子、文房具などの日本の商品に高い関心を持たれています。ポルトガル語圏のターゲットにサービスを提供することで、ヨーロッパ・南米エリアでの巨大な市場を取り込むことができます」

ZenMarketがこれまで成功させた現地マーケティング戦略に従い、今回の言語対応でも、日本への愛を育むSNS展開、潜在顧客を取り込むためのSEO対策、同社のサービスや日本の本物の商品をテーマにしたコンテンツマーケティングで新規顧客の獲得を目指すとしており、越境ECの面でさらに価値を高めることになりそうだ。

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