産直アウルがPayPayオンライン決済を導入

ECのミカタ編集部

「産直アウル」(運営:レッドホースコーポレーション株式会社)は、PayPay株式会社が提供する「PayPayオンライン決済」の導入を開始した。

産直ECでもPayPayが使えるように

農畜水産物の産直サービス「産直アウル」を運営するレッドホースコーポレーションは、商品購入時の新たな決済手段として、PayPay株式会社が提供する「PayPayオンライン決済」の導入を開始した。農畜水産物の産直サービス「産直アウル」は、生産者がオンライン上で農水産物を消費者に直接販売できるウェブサービスだ。

「産直アウル」は市場を通すことなく農作物の生産者様と購入者をダイレクトでつなぐ Web マーケットで「自立自走可能な地方創生の実現」をビジョンに掲げている。生産者が販売したい商品の内容量や値段を自由に決めることができるのも特徴のひとつだ。

サービス概要

サービス概要

産直アウルは消費者と生産者を繋げるプラットフォームで、採れたての食材を農家・漁師自身が発送し、直接顧客に届けている。同社は「直送だからこそ格別な味や新鮮さを楽しむことができる」としている。

また生産者と消費者がオンライン上で自由にやり取りできる”チャット機能” や生産者がブログ感覚で情報発信ができる“ボード機能”があることで、購入を希望する消費者は知りたいことを聞いて疑問を解消することができる。

同時に、生産者は自身が作った農水産物の良さを直接アピールでき、双方にとってのWin Win の関係を創出している。さらに生産者にとっては、産直アウルへのツール利用料も無料かつ自由に価格を設定できるので、従来の販売ルートよりも高い収益率を実現することも可能だとしている。

2つの決済方法から選べるように

公表に際して同社では次のように述べている。

「この度産直アウルでは、更なるサービスの利便性向上を目的に、既にご利用いただいている決済手段に加えて、PayPay株式会社が提供する『PayPayオンライン決済』の取り扱いを開始いたしました。『PayPayオンライン決済』とは、お客様がご利用のPayPayアカウントを用いて行う決済方法です。決済手続き時には『PayPay残高』、『PayPayあと払い』の2つの方法から選択の上、手続きいただきます。

今回の決済手段の拡充によって、よりお客様が安心してスムーズなお買い物をお楽しみいただけると考えています。さらに、PayPayでは7月1日(金)~8月31日(水)の間で夏のペイペイ祭と題した『ペイペイジャンボ』を開催しています。期間中にPayPayで支払いをすると、抽選で1等最大全額がPayPayポイントとして戻ってくるキャンペーンです。ぜひこの機会に合わせてご利用ください。産直アウルでは今後も使いやすいサービス環境の向上を図っていきます」

日本においても官民あげた施策によって、キャッシュレス決済が徐々に浸透しつつある。その熱度を帯びるキャッシュレス決済市場において、とりわけシェアと存在感を示しているのがPayPayだ。決済手段の拡充は、顧客満足度の向上や「カゴ落ち」を回避する上で重要であり、今回の産直アウルにおけるPayPay導入によって、同プラットフォームの価値がさらに高まることになりそうだ。

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