EC-CUBE アジア後払い決済「Atome」の決済プラグインを2022年9月29日より提供開始

ECのミカタ編集部

株式会社イーシーキューブ

株式会社イーシーキューブ(本社:大阪府大阪市北区)と、Atome Japan株式会社(本社:東京都港区)は業務提携し、 EC構築オープンソース EC-CUBEにおいて、アジア後払い決済(BNPL)大手サービスである「Atome」の決済プラグインを、2022年9月29日より提供開始することを発表した。

「Atome」の利用で平均販売額が30%増加した事例も

アジアで3,000万以上のユーザーを持つ後払い(BNPL)決済サービス「Atome」は、3回分割払いをはじめ、様々な後払い・分割払いを、デビットカードやクレジットカード・コンビニ支払いなどの決済手段で、手数料無料で利用することができる。

また、アプリやWebサイト・インフルエンサーを活用した送客やポイント付与など、販促面での事業者支援もあり、海外の事例では「Atome」の利用により、平均販売額が30%向上したケースも確認されている。

グローバルでは現在15,000社以上のパートナー企業があり、様々なジャンルにおいてオンライン・オフライン問わず利用されているサービスとなっている。

今回の決済プラグインの提供により、EC-CUBEご利用の店舗は、カスタマイズすることなく、簡単に後払い決済(BNPL)「Atome」のサービスを利用できるようになり、決済手段の拡充と売上UPを目指すことが可能となるだろう。

注目される後払い決済

BNPLとは「Buy Now Pay Later」の略語で、今買って後で支払うという意味である。

従来日本国内での後払いは、請求書をコンビニに持ち込み店頭で支払う形が主流だったが、より手軽に、クレジットカードの審査基準に満たない若年層や、カード情報漏洩リスクを回避したい購入者のニーズに応えることができる決済手段として、後払い決済(BNPL)への注目が高まっている。

決済方法の主流となるか?

決済方法の主流となるか?

「EC-CUBE」は2020年11月には月商1000万円以上のネットショップ利用店舗数においてNo.1に認定(※1)されている、国内トップのEC構築オープンソースである。

そんな「EC-CUBE」と「Atome」との連携は、多くのユーザーにとって支払い方法の選択肢が広がることになり、同時にECサイト運営者にとってさらなる売上拡大が目指せるかもしれない。

拡充を続ける後払い決済サービスがECサイトの動向をどのように変化させていくのか、これからの動向に注目すべきだろう。 

(※1)参考:ECマーケティング株式会社「ネットショップ動向調査 ~ 小規模/大規模ネットショップ~月商1000万円未満/1000万円以上のそれぞれのWeb担当者に聞いた!現在使っているカートシステムの満足度は?」

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