O-MOTIONが「ebisumart」と「ebisumart zero」の提携サービスに
かっこ株式会社(以下、かっこ)は、不正アクセス検知サービス「O-MOTION(オーモーション)」を株式会社インターファクトリー( 以下、インターファクトリー)の提供するクラウドコマースプラットフォーム「ebisumart(エビスマート)」および「ebisumart zero(エビスマート ゼロ)」の提携サービスに追加したことを公表した。
不正アクセスを検知する
「O-MOTION」は独自の端末特定技術とキータッチなどの操作情報の活用によって、正しいID・パスワードによるアクセスであっても、そのアクセスが本当に本人によるものであるのか、不正者による不正アクセスなのかをリアルタイムに検知するクラウドサービスである。
自動プログラム(Bot)による総当たり攻撃や他人のID・パスワードを使った不正者のなりすましを検知し、通販サイトや金融サービスサイト、会員サイト等において広く利用されている。
▼主な特徴
◆端末特定技術やキータッチなどの操作情報を活用したかっこ独自の検知ロジック(特許第6860156号)
◆認証サービスとの連携により、正常なユーザーへは負荷をかけず、疑わしいアクセスにのみ認証を設定可能
◆WEBサイトにコードを埋め込むだけで簡単に導入可能
◆厳格なセキュリティ対策が求められる金融機関(大手ネット証券や銀行)が採用
公式HP:https://frauddetection.cacco.co.jp/o-motion/
「ebisumart」と「ebisumart zero」について
◆ebisumart
SaaS型非カート型市場において、4年連続ECサイト構築ツールシェアNO.1(※1)の主要クラウドコマースプラットフォーム。ECパッケージとASPの両システムのメリットを兼ね備えたECサイト構築が可能である。
(※1):富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場2019-2022年版(数量ベース2018年度-2021年度)」調べ)
公式HP:https://www.ebisumart.com/
◆ebisumart zero
ASP型カートの「安価」で「手軽」にECサイトを構築できるメリットに加え、豊富な標準機能と業界トップクラスのセキュリティ環境を低価格で使用できる、スモールスタート向けクラウドコマースプラットフォームである。
公式HP:https://ebisumartzero.com/
不正アクセス対策は喫緊の課題
EC事業者を対象に行った不正アクセス対策に関する実態調査によると、8割超の事業者が対策を行っているにもかかわらず、4社に1社はウイルス感染や情報漏えいなどの被害にあっている状態である。
さらに、警察庁発表の「令和3年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」によれば、2021年度のサイバー犯罪の検挙数は12,209件と過去最多になっており、EC事業者にとって不正アクセス対策は喫緊の課題だ。
今回の提携によって「ebisumart」、「ebisumart zero」を利用しているの事業者は、「O-MOTION」を利用可能となる。これにより、手軽でありながらも堅実な不正アクセス対策、情報漏洩対策が可能となるだろう。かっこは常に最新の不正手口に対して分析、研究を重ねてアップデートを進めている。今回の提携は「ebisumart」および「ebisumart zero」を利用している事業者にとって、大きな安心材料となるだろう。