京都の扇子ブランド『扇ことば』ECショップが楽天にオープン

ECのミカタ編集部

株式会社伏見上野旭昇堂(所在地:京都市伏見区、代表取締役社長:上野泰正、以下「伏見上野旭昇堂」または「同社」)は、ECショップ『扇ことば』を開設した。

キャンペーンも実施

うちわ・扇子の製造販売を行う伏見上野旭昇堂は、京都の職人が仕上げる伝統的な扇子が購入できるECショップ『扇ことば』を12月5日(月)に楽天市場にて開設した。同ショップで取り扱う製品は、2022年6月に先行販売したクラウドファンディングサイトMAKUAKEでも開始14時間で目標を達成したという。また、オープンを記念して1ヶ月間全商品10%OFFセールを開催中とのことだ。

商品の特徴

商品の特徴

同社がまとめる商品の特徴は次の通りだ。

◆扇子絵柄

第一弾のシリーズは12ヶ月各月の花ことばをモチーフにデザインされている。絵柄には各花の持つ花ことばもそれぞれイメージし、メッセージ性も持たせている。和装をはじめ洋装にも合わせやすいデザインに仕立てられており、花ことばに因んだオリジナルポエムも添えられている。贈り物などで、そこに込められたメッセージに触れ、ただ涼を得る為に扇ぐだけでなく、豊かな気持ちになれるアイテムとして愛用できる。今後も同じくメッセージを込めた様々な商品ラインナップを拡充していく予定。

◆扇子仕様

この扇子は、京都の職人が手作業で作り出している。竹の一番硬い外側の上質な部分のみを薄く仕上げることで、通常30~35本の竹骨が使われるところ、45本の骨を使用。骨数が多いことで、手に馴染みやすく柔らかで心地良い風を生みだす。また紙の貼り方も大短地という扇子上部だけへ貼る形状になっており、高級感を醸し出している。

ECを通して想いと伝統文化を発信

公表に際して同社では次のように述べている。

「昨今の情勢不安により、仕事が少なくなり苦しい状況が続く日本の職人さんへの応援や、既成概念に囚われない新たな若手デザイナーの発掘を目指し、古き良き伝統工芸品の絵柄を、SNSという現代の手法で募集するという古きと新しきの合作により、商品開発を実現いたしました。古来日本で発祥した扇子文化がヨーロッパに渡り『扇ことば』というコミュニケーションツールとして成長した歴史的背景を踏まえ、1つ1つの扇子にストーリーを込め、扇ぐだけではない想いを伝える扇子です。日本の文化を後世に残すために、扇子に新しい付加価値を加え皆様にご提供したいと考えております」

伝統が今も息づく京都で生み出される扇子。そのかけがえのない日本が誇る伝統文化を国内、そして世界に向けて発信できるのもECの持つ大きな力と言えそうだ。

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