ショップサーブとSTOCKCREW発送代行サービスが連携、自動発送を実現

ECのミカタ編集部

株式会社STOCKCREW(本社:東京都中央区、代表:中村慶彦、以下「STOCKCREW」または「同社」)は、同社の業務管理システムとshopserveのAPI連携を開始した。

広がる自動化発送の範囲

発送代行サービスを提供するSTOCKCREWは、同社が利用者に無償提供している業務管理システム(以下「STOCKCREWシステム」)と総合ECシステムのshopserve(以下「ショップサーブ」)のAPI連携を開始した。

すでに構築済みのShopify、BASE、ecforce、楽天市場とのAPI連携に加え、新たにショップサーブとのAPI連携を実現したことにより、自動化発送可能な範囲をさらに広げたとしている。

STOCKCREWのサービス概要

STOCKCREWの発送代行サービスとは、ネットショップの個人向け出荷(BtoC)をメインにサービスを提供する物流会社である同社が、スタートアップのネットショップ運営者でも安心して利用できる物流サービスとして提供しているものだ。同社は、埼玉県に物流拠点を2カ所運営しており、同社の発送代行サービスの特徴は以下のとおりだ。

・固定費、初期費用ゼロ円
・保管料金も日次計算のため、物流費はすべて従量課金(ご利用分の請求のみ)
・DM便270円、60サイズ540円で発送可能(ボリューム割引の活用)
・BtoC、BtoB(FBAや卸先への出荷)ともに対応
・クラウドファンディングなどの単発の発送にも対応

またSTOCKCREWシステムとは、STOCKCREWの発送代行を利用中の顧客に無償で提供している業務管理システムだ。初期費用をかけずに発送代行サービスを利用できる。STOCKCREWシステムの特徴は以下のとおりだ。

・リアルタイムの在庫情報
・受注の倉庫内作業進捗
・当月の利用料金の確認
・購入条件をもとに同梱物の指示が可能
・見やすいユーザーインターフェース(画面構成)

API連携で可能になること

API連携で可能になること

ショップサーブが提供する「API(Application Programming Interface)」とSTOCKCREWシステムの連携により、受注から発送までを自動で行えるようになった。その概要については次の通りだ。

[受注情報]
ショップサーブ上の未発送データとSTOCKCREWシステムの連携により、発送作業までの流れをSTOCKCREW側において自動で行う。

[出荷情報]
STOCKCREWシステムで作業完了後、配送追跡番号がショップサーブに連携される。

[在庫情報]
在庫数の変動がリアルタイムでショップサーブに連携される。

先述のように、ネットショップの発送代行サービスを提供するSTOCKCREWでは、利用者には無償でオリジナルの業務管理システム(STOCKCREWシステム)を提供している。今回、このSTOCKCREWシステムではショップサーブとのAPI連携の構築が完了し、受注から発送までの自動化によって、EC事業者のビジネスをさらに後押しすることになりそうだ。

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