電通デジタル、「Pinterest for ソーシャルコマース」の提供開始

ECのミカタ編集部

株式会社電通デジタル(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:瀧本恒、以下「電通デジタル」または「同社」)は、「Pinterest for ソーシャルコマース」の提供を開始した。

認知獲得・購促・分析をワンストップ支援

電通デジタルは、「Pinterest」を活用した独自のソーシャルコマースソリューション「Pinterest for ソーシャルコマース」の提供を開始した。「Pinterest for ソーシャルコマース」は、シームレスな外部遷移を可能とするビジュアル探索ツール「Pinterest」とECを横断したマーケティングへの活用を支援する独自サービスだという。Pinterestアカウントの運用支援だけでなく、認知獲得からECサイトやオウンドサイトと連携した購買促進、分析までをワンストップで提供するとのことだ。

◆パッケージ内容

・アカウント設計(全体戦略策定、運用ルールの規定等)

・アカウント運用(戦略に沿った運用コンサル等)

・Pinterestアカウントと自社ECサイト・オウンドサイトとの連携

・レポーティング(Pinterest内だけでなく遷移先の情報を含めた示唆出し等)

「Pinterest for ソーシャルコマース」の特徴

「Pinterest for ソーシャルコマース」の特徴

同社がまとめる「Pinterest for ソーシャルコマース」の特徴は次の通りだ。

◆プロダクト/サービスの認知獲得

Pinterestでアイデアを探すユーザーのインスピレーション源としてプロダクト/サービスの認知を広告とオーガニックによるリーチを駆使して獲得する。Pinterestは非指名検索率97%で、一般的な検索エンジンに比べてトレンドが早期に検索される傾向があるため、認知度に課題があるブランドであっても早い段階でユーザーにアプローチすることが可能だ。

◆エンゲージメントの獲得に向けたコンサルティング

これまで培ったソーシャルメディアマーケティングの知見を活かし、アイデアを探しているユーザーのインプレッションや保存、アウトバウンドクリックなどを通じたエンゲージメントの獲得、さらにECサイトやオウンドサイトのPV、CVの増加までを見込んだコンサルティングを提供する。

◆分析ツールを活用した顧客理解

Pinterest経由のサイト訪問者の行動を可視化したマーケティング活用ができる。Pinterest内のアナリティクスだけでなく、外部ツールによる遷移先情報を掛け合わせた分析によって、興味を持たれたコンテンツ/商品のより深い理解が可能となる。

先行優位性確保と長期的なナレッジ蓄積を

Pinterestは、生活シーンの中で幅広いアイデアを画像や動画で発見できるビジュアル探索に長けたプラットフォームだ。また、ほとんどの投稿からシームレスに外部サイトへと誘導できるため、Pinterestを利用する多くのユーザーが、見つけたアイデアをもとに行動する傾向がある。

近年、台頭する様々なプラットフォームをいち早く有効的にビジネスに活用することで大きな成果を上げる例が数多く存在する。今まさにビジネスの可能性が大きく伸長するPinterestの活用に着手をすることで、先行優位性だけでなく長期的なナレッジ蓄積にもつなげることができるだろう。

その上で電通デジタルは今回、同社独自の「Pinterest for ソーシャルコマース」の提供開始へと踏み出した。認知獲得から購買促進・分析までのワンストップ支援を実現するものとなっており、ECにおけるビジュアルにフォーカスしたマーケティングやプロモーション支援が、さらに加速することになりそうだ。


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