Cake.jpが海外初進出 越境EC「Ginza Sweets」を通じてシンガポールにて販売

ECのミカタ編集部

Cake.jp、海外進出 最初のマーケットはシンガポール 日本のトレンドスイーツ販売開始

ケーキ・スイーツ専門通販サイト「Cake.jp」を運営する株式会社Cake.jp(本社:東京都新宿区)は海外初進出として、シンガポール共和国での商品販売を2023年5月31日(水)より開始した。

越境EC「Ginza Sweets」を通して販売

Cake.jpの海外販売については、日本産品の輸出と海外マーケティングを手がける株式会社WeAgri(以下:WeAgri)をパートナーとし、同社が持つアセットを活用しながら展開していく。

商品はWeAgriが運営する越境EC「Ginza Sweets」にて販売、6月以降はシンガポール現地実店舗での展開も予定している。

以下、シンガポールでの販売商品一例。

◆表参道の人気スイーツ店 EMME監修のケーキ缶 大サイズ330ml 3缶入

◆~旬のフルーツをまるごと堪能~ 一福百果 フルーツ大福6個入

◆イチゴ生デコレーションケーキ 4号 12cm

シンガポールの成長性に期待

「Cake.jp」は2017年のスタート以来、1700店舗の加盟店へ商品開発やマーケティング、流通サポートを通してユニークな商品を顧客に提供している。

今回の海外進出について、Cake.jpは以下のようにコメントしている。

「お客様からのご支援のもと、会員数150万人を突破するサービスへと成長してまいりましたが、今後のさらなる成長を果たすためには、海外への展開も必要になってくると考えています。(中略)海外進出における最初のマーケットとしてシンガポールを選んだ背景は、シンガポールはアジア諸国の中でも経済的な成長性が高く、また多様な文化を受け入れる国民性が、海外進出のテストマーケティングを実施していく上で最適であると考えました」

今回の海外進出は、Cake.jpに加盟している多くの洋菓子店が販路拡大することと同義である。単店では難しい海外販売だが、Cake.jpがきっかけとなり売上拡大が見込めることは、洋菓子業界にとって喜ばしいことだろう。日本の洋菓子発展に大きく寄与することが期待される。


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