楽天市場とAmazonでの不正転売対策サービスをACROVEが開始 売上向上とブランドイメージを保護する

ECのミカタ編集部

転売対策から売上向上までメーカー/D2C企業様と伴走するサービスを拡充

ECブランドの販売支援とブランド育成の2事業を展開する株式会社ACROVE(以下:ACROVE)は、メーカー/D2C企業向けに楽天市場とAmazonでの不正転売対策サービスを正式に提供開始した。

楽天市場、Amazonでの不正転売対策

不正転売対策サービスでは、ECに関するビッグデータと知見を用いて不正転売事業者に対応し、売上向上とブランドイメージを保護する一気通貫したサービスを提供する。

主なサービス内容は以下の通りである。

◆楽天市場並びにAmazonの不正転売対策を行い、ブランドプロテクトと売上向上のためのサービスを提供

◆ACROVEのデータとノウハウを元に、事業者の工数を割くことなく不正転売対策を実施

◆ACROVE担当より事業者の現状を診断し、楽天市場やAmazonのガイドラインに則って最適なプランを提供

転売対策から売上を最大化させる施策を提供予定

ACROVEには、以下のような不正転売業者による被害相談が寄せられてきたという。

◆亀田製菓グループのとよす株式会社(以下:とよす)からの相談例

「いつ頃からかAmazonでの不正転売が始まり、レビューを確認したところ『破損した商品が届いた』、『賞味期限が短すぎる』などといったお声が多く見受けられるようになりました。販売者を確認したところ、正規で卸していないアカウントで気づかないうちに転売されており、商品への信用性がなくなってしまい、困っています」

このような背景を元に、転売対策に特化したサービスを正式に提供することに至ったとしている。

ACROVEは多くの転売対策を既に実施しており、ノウハウとデータが豊富に蓄積されている。加えて、不正転売対策に強みを持つ法律事務所との顧問契約を締結(※1)したことで、法的観点の対応が難しい不正転売に対して法令順守を徹底した対応をすることが可能だ。

実際、ACROVEが転売対策を行ったとよすにおいては、健全なEC施策が実施できるようになり、売上向上に至った。コントロール下にないクレームも減少し、ブランドイメージの保持にも繋がっているという。

ACROVEは今後、転売対策を起点にしたプロテクト施策から、EC取扱高を最大にしていく施策を一気通貫で提供する予定としている。不正転売は事業者にとって喫緊の課題だろう。不正転売対策サービスが、今後多くの事業者の課題解決に繋がることが期待される。

※1:2023年6月13日 発表「転売対策に強い法律事務所と顧問契約を締結」


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