クラウドソーシング協会、3つの取り組みを通じて地域中小企業の人材確保・定着支援事業に参画

富士ゼロックス株式会社を幹事法人として3団体が受託

一般社団法人クラウドソーシング協会(以下、クラウドソーシング協会)は19日、富士ゼロックス株式会社を幹事法人、一般財団法人日本テレワーク協会との3団体で形成する共同企業体で受託している事業に参画することを発表した。

この事業は中小企業庁・全国中小企業団体中央会が実施する「地域中小企業の人材確保・定着支援事業」(地域中小企業におけるクラウドソーシング活用推進事業)だ。

中小企業・小規模事業者は大企業に比べると人材獲得が難しい。そこで、これら中小企業と小規模事業者に対して3つの取り組みを人のスキルと空き時間をオンライン上でシェアするクラウドソーシングの活用し、推進を行う。

3つの取り組みとは

クラウドソーシングは時間や場所にとらわれないワークスタイルを実現できるため、地方在住の人への就業機会を創造、育児中の女性や介護などの対応で通勤型やフルタイムの就業が難しい人の就業機会を設けるという点で新たなインフラとして注目を集めている。

そこで、「クラウドソーシング・プロデューサー」の養成・認証を行い、クラウドソーシング活用を支援し、普及促進の役割を担う人を養成していく。

このためにクラウドソーシング活用セミナーを全国10都市以上で中小企業を対象とし開催する。また、中小企業に対してはクラウドソーシングの導入実証を行う。

これらの取り組みに関する事案は随時クラウドソーシング協会ホームページで案内していく予定である。