佐川急便株式会社を中核とするSGホールディングスグループにてIT統括事業を担うSGシステム株式会社（以下「SGシステム」）は、このたび販促品受発注システム「Biz-Logi X-Order」に、新たに災害備蓄品管理機能を追加したサービスを開始した。

販促品受発注システムに災害備蓄品サービスの追加

営業活動で活用される販促品やカタログ、商品サンプルなどの注文受付や在庫管理に特化したシステム「Biz-Logi X-Order」。

2023年8月31日にSGシステムは、「Biz-Logi X-Order」に災害備蓄品管理機能を追加した。避難所や事業所など複数拠点における災害備蓄品の在庫や消費期限などを、リアルタイムで管理できるため災害備蓄品の適切管理が可能になる。システム提供だけでなく、SGホールディングスグループの事業会社等との協働により、保管先である倉庫スペースの提供から在庫管理、拠点への配送までをワンストップでサポートするという。

災害備蓄品管理機能の特徴

災害備蓄品サービスの特徴については次の通りだ。

■複数の保管先の在庫をリアルタイムで管理
→管理業務削減のため、複数の保管先の在庫等を一元管理

■消費期限管理
→災害備蓄品の消費期限管理（アラートを自由に設定、通知できる）

■拠点ごとに必要在庫数のシミュレーションが可能
→各拠点の対象人数をもとに必要在庫数のシミュレーションが可能

■SGホールディングスグループがワンストップでサポート
→調達、倉庫管理、配送などSGホールディングスグループがワンストップで災害への備えをサポート

9月1日は関東大震災が発生した日であり、災害について認識を深め対処する心構えを準備するために創設された防災の日。防災についての意識が高まる中、改めて自社のBCPや備蓄状況について考えたい。