株式会社ReviCo（以下：ReviCo）は、ユーザーレビューを収集/活用するためのツールを導入している製造メーカー/卸売業/小売業の経営者・役員・マーケティング担当者を対象に、レビュー活用による価値向上に関する実態調査を実施、結果を公表した。本記事では一部内容を抜粋して紹介する。

調査概要

◆調査概要：レビュー活用による価値向上に関する実態調査
◆調査方法：IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
◆調査期間：2024年2月9日〜13日
◆有効回答：EC事業を展開しており、ユーザーレビューを収集/活用するためのツールを導入している製造メーカー/卸売業/小売業の経営者・役員・マーケティング担当者108名

◆出典元：株式会社ReviCo

約9割がレビューツールの活用によって「マーケティング施策に影響があった」と回答

「レビューツールの活用によって、マーケティング施策に影響はありましたか」と質問したところ「かなりあった」が21.2%、「ややあった」が67.6%という回答に。

「かなりあった」「ややあった」と回答した方に「レビューツールの活用によって、マーケティング施策にどのような影響がありましたか」と質問したところ、「メルマガ開封率の向上」が55.2%、「検索エンジンでの表示順位の向上」が49.0%、「コンバージョン率の向上」が38.5%という回答が並んだ。

一方「Q2で回答した以外に、レビューツールの活用によって、マーケティング施策にあった影響があれば、自由に教えてください」については「売り上げの貢献」や「顧客のロイヤル化」などの回答が得られた。

◆54歳：売り上げの貢献。
◆43歳：顧客がどういう項目に興味があるかわかる。
◆42歳：顧客のロイヤル化。

レビューツールの活用によって「組織文化の強化」に繋がる

「レビューツールの活用によって、マーケティング以外の側面でも効果があった」と回答した人を対象に「レビューツールの活用によって、マーケティング以外の側面で見られた効果を教えてください」と質問。

「組織文化の強化」が53.8%、「良好な顧客関係の構築」が47.3%、「社内でのコミュニケーション増加」が44.1%などが並ぶ結果となった。

また「マーケティング以外にも効果を出すために、レビューツールの活用において工夫していることがあれば教えてください」については、「従業員へのトレーニングや教育に活用する」が57.0%、「ポジティブなレビューを積極的に共有する」が53.8%、「顧客からのレビューにインセンティブを付与する」が40.9%という回答が上位にランクインした。

レビューツールはマーケティング施策以外でも大きな効果を生み出す

本調査では。レビューツールの活用によって、約9割が「マーケティング施策に影響があった」と回答。影響があった施策としては、「メルマガ開封率の向上」（55.2%）や「検索エンジンでの表示順位の向上」（49.0%）などが上位に並んだ。

また、約9割がレビューツールの活用によって、マーケティング以外の側面でも「効果があった」と実感しており、主に「組織文化の強化」（53.8%）や「良好な顧客関係の構築」（47.3%）などの効果があったと回答している。

さらに、マーケティング以外にも効果を出すために、レビューツールの活用において、「従業員へのトレーニングや教育に活用する」（57.0%）や「ポジティブなレビューを積極的に共有する」（53.8%）などの工夫も見受けられる結果となった。

本調査によってレビューツールの活用は、マーケティング施策以外の側面でも大きな効果を生み出していることが判明した。商品・サービスの改善や、マーケティング施策の向上だけではなく、従業員のモチベーションの向上や教育など、社内に向けての活用も有効となるだろう。様々なメリットを生み出すレビューツールの導入をぜひ検討したい。