楽天ブックスが「待っトク便」の提供を開始 急いで荷物を受け取る必要のないユーザーへ楽天ポイントを進呈

ECのミカタ編集部

「楽天ブックス」、急いで荷物を受け取る必要のないユーザー向けに新配送方法「待っトク便」を本日開始

楽天グループ株式会社(以下:楽天)は2024年8月26日、オンライン書店「楽天ブックス」にて、急いで荷物を受け取る必要のないユーザーへ向けた新配送方法「待っトク便」を開始した。

1出荷あたり10ポイントを進呈

「待っトク便」は、日本郵便株式会社の提供する「ゆうメール」で発送する新たな配送方法である。

従来の配送種別と比較して、受取までに日数がかかることに加え、配送日の指定、土日祝日の配送や郵便追跡サービスの利用ができない。その代わりに「待っトク便」を選択したユーザーに対して、1出荷あたり「楽天ポイント」10ポイントを進呈(※1)する。

◆「待っトク便」概要
▷概要: 急いで荷物を受け取る必要のないユーザーが注文時に選択すると、1出荷あたり「楽天ポイント」10ポイントを進呈する新しい配送方法
▷対象: 注文内容の確認画面で「待っトク便」の指定表示がある、主にポスト投函可能なサイズの在庫がある商品
▷特典: 「楽天ポイント」10ポイントを進呈
▷支払方法:クレジットカードのみ

※1:期間限定ポイントとなる。また、進呈するポイントの上限は1カ月あたり200ポイント。進呈するポイントには条件がある。進呈する「楽天ポイント」は今後変更になる場合がある。

注文画面から変更するだけで指定可能

「待っトク便」利用の方法については、以下の手順の通りとなる。

◆「注文内容の確認」画面で、「待っトク便」の欄にある「変更」を選択

※画像元:急いで荷物を受け取る必要のないユーザー向けに新配送方法「待っトク便」を本日開始(楽天グループ株式会社)

◆「待っトク便」を選択し、表示が変わったら指定完了

※画像元:急いで荷物を受け取る必要のないユーザー向けに新配送方法「待っトク便」を本日開始(楽天グループ株式会社)

配送・受取の選択肢拡充を強化

「楽天ブックス」はこれまでも、翌日配送やコンビニ受け取りなど、ユーザーのニーズに合った様々な配送方法を提供することでユーザーの利便性向上を目指してきた。

楽天は「物流2024年問題」に代表される物流業界の課題解決に向け、配送・受取の選択肢拡充などを通じた再配達の削減および配送パートナーとの連携によるEC物流の効率化に総合的に取り組んでいる。今回の「待っトク便」についても、そうした取り組みの一環として提供されたといえるだろう。

「楽天ブックス」は本やCD、DVD、ゲームなどの販売を通じて、今後もユーザーの利便性向上を目的にサービスの拡充に努める姿勢を見せる。「待っトク便」による物流業界への影響、サービス動向を含め今後の展開に注目したい。


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