博報堂プロダクツ、「全方位コマース事業支援ソリューション」の提供開始 コマース領域の課題を複合的に解決

ECのミカタ編集部

コマース領域を3軸の立体的な面で捉え、26のコマースカテゴリーにてあらゆる商取引ビジネス対応をサポートする「全方位コマース事業支援ソリューション」の提供を開始

株式会社博報堂プロダクツ(以下:博報堂プロダクツ)は2024年10月3日、「全方位コマース事業支援ソリューション」の提供を開始した。

事業支援を中長期的にサポート

「全方位コマース事業支援ソリューション」とは、「購買行動」、「購買チャネル」「マーケティングレイヤー」の3軸を立体的な面で捉え、それぞれにフィットする26のビジネス支援ソリューションを提供するものである。

購買行動を「線」で捉えた1軸のマーケティングではなく、購買チャネルやマーケティングレイヤーを加えた3軸をクロスさせ立体的に捉えることで、統合的な視点で生活者の購買行動を把握。また、それぞれ「点」であったコマース領域の課題を立体で俯瞰して見ることで、クライアントが抱えている潜在ニーズの把握が可能となる。

さらに、ニーズや課題解決策を26のカテゴリーに分け、それらを企画から実施までワンストップで対応することで、クライアントの事業支援を中長期的にサポートする。

◆カテゴリーとサービス・機能の一例

※画像元:26のコマースカテゴリーにてあらゆる商取引ビジネス対応をサポートする「全方位コマース事業支援ソリューション」の提供を開始(株式会社博報堂プロダクツ)

コマース領域の課題を複合的に解決

ECの普及に伴い、生活者の購買チャネルが多様化していく中、企業側でもオンライン・オフラインという概念にこだわらず、取得した顧客データに基づき、一人ひとりに最適な買物体験を提供するユニファイドコマース(※1)への注目が高まっている。

一方、コマース領域におけるこれまでのマーケティングは、オンライン/オフライン/EC/リテール等の領域毎に分化されている上に、企業側の縦割り組織や異なるビジネスモデル、データ統合の困難さから生活者を断片的にしか捉えることができなかった。

「全方位コマース事業支援ソリューション」ではコマース領域を立体的に捉えることで、ブランディングとプロモーションが一貫したコミュニケーションを購買ファネルや購買チャネルで適切に実施。広範囲にわたるコマース領域の課題を複合的に解決可能となる。

博報堂プロダクツは「生活者への新たな『購買体験』の仕掛けづくりを、広告・プロモーション領域の専門性と実施力で進めてまいります」と述べる。企業のさらなる成長とブランド価値の向上にも寄与するサービスとして、今後の展開に注目、期待したい。

※1:オンラインやオフラインなどあらゆるチャネルの顧客データを統合し、顧客一人ひとりに最適な購買体験を提供するマーケティング手法


記者プロフィール

ECのミカタ編集部

ECのミカタ編集部。
素敵なJ-POP流れるオフィスにタイピング音をひたすら響かせる。
日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

ECのミカタ編集部 の執筆記事