アジアのEC市場へ!!econtext ASIAとTISが資本業務提携

アジアのEC事業を共同推進

デジタルガレージ子会社のecontext Asia Limited(以下econtext Asia)と、ITホールディングスのTIS株式会社(以下TIS)が、アジア地域でのEC関連事業を共同で推進することを目的とした業務提携について合意したと12月25日に発表があった。

econtext Asiaはデジタルガレージグループの決済事業を統括しており、他2社の子会社と合わせると国内最大規模のEコマース決済プラットフォームを展開している。また、TISは、日本国内においてITソリューションに関する大規模なシステム開発と運用などで3000社以上のビジネスパートナーとしての経験を持っている。

この2社が今回の業務提携で

【成長著しいアジア市場において、今回の提携に続きアジア各国にて様々なアライアンスや戦略的なパートナーシップを実現し、各国に最適化した決済サービスの実現、ならびにECインフラの発展に寄与したいと考えております。】-ニュースリリースより

と語っている。

今後、アジア市場へどのように影響を与えていくのか気になるところだ。

アジアへの展開方法

今回の提携に続き、econtext AsiaとTISはアジア各国でECインフラの発展整備と決済サービスの最適化、アジア企業との提携と戦略的なパートナーシップの実現を目指していくという。

事業展開に関しては、新たな地域への共同事業展開を始め、相互のサービス・ソリューションのクロスセルや両社の得意領域を組み合わせた新たなビジネススキームの検討・開発をするという。

2社の提携は、アジア市場に新たな風が吹き込む可能性を秘めている。他社も出遅れないよう、今後の動向には注目するべきだろう。