オークファン「らくらく卸」と日中間最大級の仕入れ・卸売サイト「CtoJ」が事業連携

ECのミカタ編集部

オークファンが日中間最大級の仕入れ・卸売サイト「CtoJ」と連携
加盟している中国サプライヤーを「らくらく卸」の出店につなげ、ユーザーの利便性を高める
長期的には、中国サプライヤーと日本バイヤーの架け橋になるよう、物流・決済・サポートの体制を整えていく

中国製品の確保をカバーし、オークファン売り手ユーザーの利便性を向上

株式会社オークファン(以下、オークファン)は、中国の杭州杰恩西網絡技術有限公司が運営する仕入れ・卸売サイト「CtoJ」と連携し、新たな事業展開を図っていくことを4月10日に発表した。

オークファンは、国内外のオークション・ショッピングサイトを一括検索が可能な「aucfan.com」を始め、「オークファン仕入れモール」や「楽市楽座」の運営を中心とするインターネットメディア事業を推進。今回の連携は、日中間における最大級の仕入れ・卸売サイト「CtoJ」(http://www.c2j.jp/)に加盟している中国サプライヤーをオークファンが運営する卸販売サイトASPサービス「らくらく卸」の出店につなげ、オークファンユーザーの約半数を占める「売り手」ユーザーの利便性を高めることを目的としている。同社は今後、日本で既に拠点を持っている中国サプライヤーの紹介をスタートし、長期的には、中国サプライヤーと日本バイヤーの架け橋になるよう、物流・決済・サポートの体制を整えていく予定とのこと。

バイヤーとサプライヤーを結ぶ総合BtoBサイトが日中間の流通を加速

オークファンは、対ドルの円安が進み、欧米地域との輸入ビジネスが難しくなっていることを背景に、中国での商品確保、またその方法の確立をEC事業者への課題としてあげている。

円安ドル高は、これまで史上稀に見るスピードで進んできた。この状況は東京オリンピック前後までは続き、いや、それすらも通過点であるかも知れないとの意見もある。街へ出れば、その影響は一目瞭然。スーパーやレストランの料金をはじめ、物価は確実に上がっている。オークファンが課題としてあげた通り、EC事業者にとって、中国からの仕入れは、避けては通れない道。また、その商品確保のための中国企業との関係を築くパイプは、今後さらに重要視されていくだろう。


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