NEとCafe24、越境ECで業務提携 中期経営計画の「グローバル」戦略を具体化

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ECのミカタ編集部

NEとCafe24、越境ECで業務提携 ― 200万ストアのグローバル基盤と、ネクストエンジンのバックヤードを接続

NE株式会社とCafe24 Corp.(以下、Cafe24)は、2026年6月30日付で業務提携契約を締結したことを発表した。

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アプリケーションの開発・提供が中心

本提携の中心となるのは、Cafe24 PROとネクストエンジンを連携するアプリケーションの開発・提供である。

NEとCafe24の両社が発表した、主な取り組みの詳細は以下の通り。

◆Cafe24 PROとネクストエンジンの連携アプリを開発・提供
▷NEは、Cafe24 PROとネクストエンジンを連携するアプリケーションを開発・提供する。これにより、Cafe24 PROを活用して海外向けショップを運営するEC事業者が、ネクストエンジン上で管理する受注、在庫、商品情報などのバックヤード業務と接続しやすい環境を整備。連携アプリは、2026年7月末に一部顧客向けの先行リリースを行い、2026年8月中の正式リリースを目指している。

◆ネクストエンジン顧客へのCafe24 PRO紹介
▷NEは、海外展開や越境ECに関心を持つネクストエンジン顧客および潜在顧客に対し、Cafe24 PROを紹介。Cafe24 PROを活用することで、EC事業者はストア構築、商品登録、マーケットプレイス連携、マーケティング、グローバル販売に関する運営支援を受けながら、海外展開を検討しやすくなる。

◆出品促進・運用サポートの連携
▷Cafe24は、Cafe24 PROに関する営業資料、情報、データの提供、加盟店への販促支援、問い合わせ対応、顧客サポートを実施。NEは、APIの作成・開発、保守、設定業務、出品促進サポート、顧客からの問い合わせ対応を行う。

両社は顧客紹介、加盟店獲得状況、運用状況を定期的に確認し、提携効果の最大化を図る方針を示した。

越境EC展開をより実行しやすい環境を整備

生成AIやAIエージェントの進化により、消費者の購買行動やEC事業者の販売チャネルは変化しつつある。

こうした市場環境の中、NEは、海外への販路拡大を志向する日本国内のEC事業者を支援することをネクストエンジンの重要な役割の1つ、と位置づけている。

一方、Cafe24は韓国を代表するグローバルECプラットフォーム企業。ストア構築、商品登録、販売チャネル連携、マーケティング、物流、決済、グローバル展開支援など、EC事業者のオンライン販売に必要な各種サービスを提供してきた。

両社の強みを組み合わせることで、日本国内のEC事業者の越境EC展開をより実行しやすい環境を整備できると考え、2026年4月に業務提携に関する基本合意を締結。今回の業務提携契約はその基本合意に基づき、提携内容を具体化し、実行フェーズへ移行するものとなる。

韓国市場およびアジア市場を見据えた越境EC支援を進める

本件についてNE株式会社 代表取締役社長CEO 比護則良氏は次のようにコメントしている。

「Cafe24は、韓国を代表するグローバルECプラットフォーム企業として、多くのEC事業者のオンライン販売を支えてきました。今回の業務提携契約により、2026年4月に公表した基本合意を具体的な実行フェーズへ進め、Cafe24 PROとネクストエンジンを連携するアプリケーションの開発・提供に着手します」

連携アプリについては、2026年7月末に一部顧客向けの先行リリースを行い、2026年8月中の正式リリースを目指している。まずは、ネクストエンジンを利用するEC事業者がCafe24 PROを活用しやすい環境を整備し、韓国市場およびアジア市場を見据えた越境EC支援を加速させる方針だ。

また、中長期的にはNEが進めているAPIマニュアル刷新、NE STUDIO、NE Links、MCPサーバーの技術検証などの取り組みとも連動。EC事業者の業務データ、販売チャネル、外部サービス、AIエージェントを接続するコマース基盤の構築も見込まれている。

中期経営計画の「グローバル」戦略を具体化させる取り組みとして、今後の展開に注目したい。