メガネスーパー、システム改修により自社ECサイトの機能底上げ
「メガネスーパー公式通販サイト」において10個の機能をシステム改修によって導入
自社ECサイトにおける社内の運用効率の向上、集客、利便性をさらに高めるためのシステム改修
サイト内でのSEO施策強化、ニーズに則したメッセージ発信のためのCRM施策強化に重点を置いた
スマホ向け「カート内ターゲティング機能」など、システム改修により10個の機能を導入
株式会社メガネスーパー(本社:神奈川県小田原市 代表取締役社長:星崎 尚彦 以下、メガネスーパー)は、パッケージシステム「ecbeing」を採用した自社ECサイト「メガネスーパー公式通販サイト」において、10個の機能をシステム改修によって導入したことを7月23日に発表した。
メガネスーパーによると、今回の「メガネスーパー公式通販サイト」(http://www.meganesuper.net/)のシステム改修は、利用者が急増する自社ECサイトにおける社内の運用効率の向上、集客、利便性をさらに高めるために行われた。特に、効率的な集客のためのサイト内でのSEO施策強化、よりきめ細かいユーザーニーズに則したメッセージ発信のためのCRM施策強化に重点を置いたとのこと。主な機能導入のポイントは、下記の通り。
CRMの強化
・Flipdesk「カート内ターゲティング機能」の導入による、ユーザーが選択した商品に応じたカート内でのメッセージ訴求の強化
・自社ECサイト会員のグルーピング機能改善による、ターゲティングメールの精度向上
SEOの強化
・日本語カスタムURLの採用など、サイト内でのSEO施策強化ができる環境の整備
ユーザビリティの向上
・メガネ・サングラスの無料試着、店頭受け取り、コンタクトレンズ定期便(定期購入)など、注文方法に応じたメールの出し分けによる、自動返信メールの精度向上
・サジェスト機能、サイズや用途などの絞り込み機能の追加によるサイト内検索強化
なお、メガネスーパーは、今後もオムニチャネル推進と共に、EC事業の強化を継続していく方針。快適なショッピング環境を整えていくためのEC事業への新たな取り組みなどを継続していくとしている。
実店舗と通販サイトのオムニチャネル戦略に積極的な姿勢を見せるメガネスーパー。例えば2014年7月に開始したECでの「メガネの試着サービス」は、どこよりも早かった(今月より度付きメガネの試着にも対応)。そもそもメガネは、ECのみで販売することは難しい商品。それをサービス力や提案力でカバーし、顧客の利便性を向上させることで、売上向上を図っている。同社の取り組みはオムニチャネルの先進のビジネスモデルと言える。今後もその活動に注視していきたい。