3日間総まとめ、実況・通販ソリューション展 最終日

ECのミカタ編集部

5月11日(水)から13日(金)の3日間、東京ビッグサイトにて、リードエクジビジョンジャパン株式会社主催の「第4回 通販ソリューション展 春」が開催された。弊社も「ECのミカタ」として出展、最新の「EC業界相関図2016」や「ECのミカタ通信vol.11」の紹介や無料相談受付などを行った。実際に、EC店舗やEC通販に関するサービスを提供する支援企業と話をする中で、EC業界の今年のトレンドやリアルな悩みが見えてきた。それらの声を紹介しつつ、通販ソリューション展の全体感を、最終日の実況としてお伝えする。

最終日は3日間で一番の盛り上がり?

 「ECのミカタ」ブース周辺での感覚にはなるが、最終日は3日間で一番の人出があったように思う。話を伺う中で、これからECを始めたい、本格化したいという方、単なるサービスというよりも総合的なサポートをしてほしいという方が多かったように感じる。また、一からビジネスを始めてECをするというよりは、既に何らかのビジネスがあり、それをECにまで展開したいといったニーズが多かった。

 全体感で言うと、今回新設された「越境ECゾーン」は特に賑わっており、今回の実況では、越境ECに関連するサービスを提供する企業に重点的に話を伺った。越境ECはこれまで何度か波があったが、昨年から今年にかけては、漠然とした悩みから具体的な悩みが増え、越境ECへ挑戦する店舗の幅が広がっている傾向があるようだ。これは、越境EC以外のサービスでも似た傾向にあるようだ。個別の企業に伺った、今回のアピールポイントと来訪者の傾向は以下の通り。

越境EC、遂に来るか?ブースを巡ってみた

ソウルドアウト株式会社
●今回の展示会でのアピールポイント
インバウンド・ソリューションサービス提供。今年2月、中国最大手検索エンジン「百度(バイドゥ)」と提携し、日本初のサービス展開、認定ロゴを付与し、来店・購入を促す。
●来訪者の傾向
越境ECで単独出店したいけど売れるのかといった不安もまずあるが、ピンポイントでのニーズも多い。今までハードルが高かったが、徐々に挑戦する企業が増えている印象。

株式会社アイフィスジャパン
●今回の展示会でのアピールポイント
年初にローンチした越境ECワンストップサービス。越境ECにおける壁、言語・物流・決済・運営を一貫して支援、低コストで利用できる。
●来訪者の傾向
越境ECはこれまで3度ほど波があったが、ここに来て具体化、現実味が出てきている。インフラが整い、情報も出揃ってきた中で、具体的な悩みも増えてきた。一方で、EC店舗は国内販売+越境ECということで、そこまでパワーをかけられない。そこに対して一貫した支援を提案することで、有効なリードを取れることが多い。

イーベイ・ジャパン株式会社
●今回の展示会でのアピールポイント
日本にいながら海外で販売ができる。オンラインで手軽にアカウントを作成でき、言語の問題も解決。
●来訪者の傾向
手軽に、安価に始められることが好評。試しにやってみようという感じが多い。今回で3回目の出展だが、今回が一番反応が良い。化粧品、雑貨など日本で人気がある商品や、工業製品などもニーズがある。

イーレディー株式会社
●今回の展示会でのアピールポイント
海外モールへの商品一括自動出品プラットフォーム。型番商品などは商品データをテンプレートとして保持。
●来訪者の傾向
海外出品に関して言語などにハードルを感じていることが多い。それが簡単に解決することへ驚きの声。

悩みを特定することで、現状が改善していく

 通販ソリューション展3日間を通じて感じたことは、市場が成長するにつれ、悩みは具体化し、悩みが具体化すると解決法が見つかりやすいので、さらに成長が促進されるということだ。それが、今、EC市場で起こりつつある段階のように感じた。

 また、EC店舗はEC店舗だけで成り立つのではなく、実店舗やメディア、これまでEC市場につながりがなかったジャンルと、EC市場が混ざり合いつつあるように感じる。それにより、また新たなサービスも生まれていくだろう。

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日々、EC業界に貢献すべく勉強と努力を惜しまないアツいライターや記者が集う場所。

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