EC-CUBE3のECサイト、Amazonログペイでかご落ち防ぐ!

ECのミカタ編集部

EC-CUBE3で構築されたECサイト、かご落ち防ぐ

 アイピーロジック株式会社(以下、アイピーロジック )は、EC-CUBE3用「Amazonログイン&ペイメント」プラグインをリリースしたことを発表した。以前からEC-CUBEでの「Amazonログイン&ペイメント」プラグインはサービスとして提供していたが、今回はEC-CUBE3というEC-CUBEの最新バージョンであり、そのEC-CUBE3で構築されたECサイトにて総合オンラインストアAmazon.co.jp(以下、Amazon)のアカウントでのログインと決済が可能になる。

 アイピーロジックとは、EC-CUBEに特化したシステム開発会社であり、主にEC-CUBEの開発・保守・コンサルティングを行う「EC-CUBEシステムサポート」サービスを展開している。そして「Amazonログイン&ペイメント」の公式認定制度であるグローバルパートナープログラムの「サーティファイドパートナー」に認定されているのだ。

Amazonログイン&ペイメントでより手軽に!

 ではEC-CUBE3用「Amazonログイン&ペイメント」プラグインを導入することによってどのような効果が期待できるのか。

 まずはコンバージョン率の向上だ。顧客はECサイト上の商品詳細画面やカート画面からAmazonアカウントでログインすることができる。そして最短2クリックで決済を完了させることが可能だ。わざわざ顧客自身の情報を1から入力する必要は無く、Amazonアカウントに登録された配送先とクレジットカードを選択することができるため、入力の手間によるかご落ちを防ぐ。つまり、購入プロセスが簡素化されることで、コンバージョン率の向上が見込める。

 次に新規顧客獲得率の向上だ。Amazonのアカウントを利用して購入された情報を、顧客の同意を得た上で、購入と同時に自社ECサイトの会員として登録することができる。個人情報流出が相次ぐ世の中で、初めて利用するECサイトに、情報を教えるというのは不安が大きいだろう。しかしAmazonで使っているアカウントがそのまま利用できるとなると、安心する人も多いと思う。そして顧客情報を新規で入力することなく会員獲得が可能になるため、新規顧客獲得率の向上が期待される。

 また、EC事業者が本サービスを導入するにあたって、ハードルは高くない。それは、「Amazonログイン&ペイメント」での注文に対する売上請求やキャンセル、請求金額の増額や減額などの受注管理業務について、Amazonの管理画面にアクセスすることなく処理することができるためだ。普段使い慣れているEC-CUBE受注管理画面上から、引き続き業務を行うことが可能である。

 アイピーロジックは今後も「Amazonログイン&ペイメント」の新機能をEC-CUBE用プラグインに取り込んでいく方針である。本サービスは、導入することで簡単に商品を購入することができるため、顧客満足を向上し、ECサイトの売上を上げていく期待ができるのではないだろうか。


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