意外と知らないメルカリお得な発送比較〜ヤマトと日本郵便

ECのミカタ編集部

 株式会社メルカリが運営するCtoCフリマアプリ「メルカリ」を、あなたはもうダウンロードしただろうか。今月には、日米通算で4,000万ダウンロードを突破したとも発表があった。

 今回は、「みんな使っているから、私もメルカリを始めてみよう!」と、今この瞬間にメルカリのアプリをダウンロードした方にとってもわかりやすいように、メルカリの多種多様な発送方法についてまとめてみた。

CtoCアプリが台頭、メルカリでは何が人気?

 最近では、積極的にテレビCMを流すなど、その存在を知らない人はいないのでは?と思うくらい勢いに乗っているメルカリだが、実際、メルカリではどのような商品が売られているのだろうか。それは、こちらの記事(https://goo.gl/KQ1bhu)に掲載した「ジャンル別販売点数シェア」のデータを見るとわかるのだが、メルカリの商品点数にはレディース商品が一番多い。

 確かに、シーズン毎に洋服を購入し流行を追う女性にとって、不要になったファッションアイテムをスマートフォンのカメラで撮影するだけで気軽に売買することができるメルカリは必須アプリになりつつあるのだろう。

 また、メルカリは気軽に出品が可能なことから、例えば他のオークションサイトとは異なり、ECへのハードルが低い。そのため、若い世代からの人気が高いのもメルカリの特徴なのだが、販売点数シェアのデータを見てみると、3番目に”ベビー・キッズ”の商品が多いことがわかる。

 つまり、子供を持つ主婦層からの人気も高く、すぐに成長してしまう子供の洋服をお金に換え、また新しい買い物をすることができるなど、お財布に優しいこのループが支持を集めているのだろう。

 しかし、実際にメルカリを始めてみると、メルカリの発送方法が充実しているせいか、自分が出品したい商品は”どの方法で”発送するのが一番ふさわしく、そして安いのか、少し迷ってしまうところがある。

 そこで次の章では、「A4サイズの封筒に収まるもの(商品)」と「A4サイズの封筒に収まらないもの(商品)」に、どのような発送方法が利用できるのかまとめてみた。是非、自分の商品にはどの方法がふさわしいのか、表を見ながら判断していただきたい。

ヤマトと日本郵便、メルカリの発送方法一覧

ヤマトと日本郵便、メルカリの発送方法一覧「A4サイズの封筒に収まるもの」ダウンロードはこちらから⇒http://goo.gl/IXwhV2

 まず、「A4サイズの封筒に収まるもの」を発送するときに利用可能な方法を確認しよう。メルカリの発送方法全体の特徴としては、まずヤマト運輸株式会社(以下、ヤマト運輸)と日本郵便株式会社(以下、日本郵便)が採用されていることにあり、そうすると当然のことながら、ヤマト運輸の発送方法を利用するのか、それとも日本郵便なのか、ということで利用できるサービス内容も大きく変わってくる。

 ヤマト運輸は、「らくらくメルカリ便」というメルカリ限定の発送方法を提供しており、数ある方法の中で唯一”匿名配送”を利用することができる。匿名配送とは、販売者・購入者お互いに名前や住所が明らかにしなくても配送ができるサービスであり、若い世代がECを利用することにも配慮がなされている。

 そして、更に細かい発送方法を提供している日本郵便は、やはりポストに投函することで発送ができてしまうという点が強みだろう。また、「ゆうメール」と「ポスパケット」では、着払いを選ぶことも可能であり、メルカリ利用者の選択の幅が広がっている。

 次に、「A4サイズの封筒に収まらないもの」を発送するときに利用可能な方法を見ていきたい。

「A4サイズの封筒に収まらないもの」ダウンロードはこちら⇒http://goo.gl/yuhMYk

 「A4サイズの封筒に収まらないもの」の発送になってくると、一気にコンビニからの発送方法が選択可能となってくる。どのコンビニから発送することが可能なのかは、是非表で確認していただきたい。(http://goo.gl/yuhMYk)

 そして、今月新たに、ヤマト運輸の配送方法では、A4サイズに収まる商品でもそうでなくても、 集荷サービスを利用することが可能となった。(詳細はこちらから⇒https://goo.gl/dH9bgK

 集荷サービスの始まりには、大きな荷物を送りたいユーザーや小さい子供が居てなかなか外出できないユーザーなどから、「自宅まで商品を取りに来てほしい」という声があったことにある。

 このように、利用者に優しいサービスが実現していくことで、一般消費者がCtoCに参入しやすい環境が益々充実してきているのだ。

 これから、CtoCでECの楽しさやノウハウを積んだ消費者は、CtoCがきっかけで次はBtoCへとステージを進めるかもしれない。そうして、一般消費者がEC初心者としてECサイトを始めるにしても、充分な環境やサポートが今のEC業界には整っているので、メルカリを利用していた消費者がもしかすると人気店舗を作りだす可能性だってある。

 実際に、ECの始まりはCtoCの「Yahoo!オークション」がアメリカで広まったことが土台としてある。ECの基礎はCtoCに詰まっているのではないだろうか。

 ECのノウハウを積む為にも、メルカリを始めたいと考えている人は是非下記関連リンクからメルカリの配送方法をまとめた表をダウンロードしていただきたい。


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