「診断コンテンツ」約5割が利用後、サイト商品を閲覧 システムリサーチ調査

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ECのミカタ編集部

診断コンテンツ、そのまま終わる人は1割未満。人を動かす“納得できる診断”の条件とは

株式会社システムリサーチが運営する「創作品モールあるる」(以下、あるるモール)は2026年4月24日、「診断コンテンツ」に関するアンケート調査の結果を発表した。

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調査概要

◆調査対象:全国の20~60歳の男女
◆調査期間:2026年3月25日
◆調査機関:クラウドソーシングサイト
◆調査方法:各質問項目の回答割合を算出
◆有効回答数:400名
◆調査記事:「診断コンテンツ」に関するアンケート調査(株式会社システムリサーチ)
◆出典:創作品モールあるる
※本記事では、いくつかの質問に答えることで、自分に合うタイプやおすすめ商品を提案してくれるものを「診断コンテンツ」としている。

「自分に合っている」理由までがわかる設計が重要

「診断コンテンツに対して最も近い考えはどれか」をたずねたところ、「長くても納得できる内容がいい」が46.6%を占めた。

一方、「短く簡単に終わるものがいい」も32.8%と僅かな差で続き、手軽さは入口として重要でありつつも、それだけでは人を動かしきれないことが示された。

また、「診断で最も重要だと思う要素はどれか」については、「自分に合っていると感じること」44.8%で1位となった。「理由や根拠が説明されていること」も約3割を占めており、単に答えを出すことではなく、「自分に合っている」理由までがわかる設計が重要となっている。

「商品提案」3割以上が参考にする

「診断結果を見たあと、どのような行動をとることが多いか」を質問。「診断したサイトの商品を見る」が48.3%で最多となった。次いで「他サイトで似た商品を探す」32.8%、「比較・口コミを調べる」29.3%が続いた。

診断後そのまま終わることはなく、商品を見る・比べる・探すといった検討行動をしていることが明らかとなった。

「診断結果のあとに商品やおすすめが出てくるとどう感じるか」については、「自分に合っていそうで参考になる」36.2%が1位となった。

この結果について、あるるモールは「診断後の商品提案は必ずしもネガティブに受け取られるわけではなく、自分との関連が伝わる形で提示されれば、参考情報として受け取られる余地があります」とコメントしている。

購入を引き出す入口として有効

「『診断コンテンツ(肌タイプ診断・似合う髪色診断など)』を利用したことはありますか?」と質問したところ、約3割が利用経験を持つことが明らかとなった。

本調査結果について、あるるモールは次のようにコメントしている。

「今回の調査から、診断コンテンツは“その場で買わせるもの”というより、“人を次の行動へ進めるもの”として機能していることが見えてきました。その際に重要なのは、短く終わることだけではなく、自分に合っていると感じられ、理由までわかる“納得できる診断”であることです。人を動かす診断には、手軽さに加えて、受け入れやすさや理由の伝わりやすさが求められているといえそうです」

診断コンテンツは、その場で購入を決めさせる装置ではないが、見る・比べる・探すといった購入へつながる動きを引き出す入り口として有効である。今後の施策を検討の参考にしたい。