メタップス、SPIKEを活用した新サービスをリリース
記者の論点:煩雑な手続きをせずに、金融にまつわる様々なサービスをワンストップで利用できるため、コスト削減に大きく貢献すると考えられる。
販売実績をもとに迅速な融資や貸付が実現!
オンライン決済プラットフォーム「SPIKE(スパイク)」を提供する株式会社メタップス(以下「メタップス」)は、日本最大級の20万登録事業者数を誇る決済プラットフォーム「SPIKE」を活用した「SPIKE Fintech Platform」の提供を開始した。
「SPIKE」は、最短1分、専門知識不要でリンクを設置するだけで利用できるオンライン販売・決済サービスだ。ECサイトに数行のコードを実装するだけで、カード決済が導入できるAPIも提供しており、中~大規模ECサイトにも対応している。
また「SPIKE Fintech Platform」は、「SPIKE」の20万以上の登録事業者に対して金融機関や事業会社が共同でサービスを提供できる仕組みだ。プラットフォームにサービス提供する金融機関や事業会社は、「SPIKE」の事業基盤を活用することで顧客開拓コストを削減することができ、登録事業者は煩雑な手続きなしに様々なサービスをワンストップで利用することが可能になる。
金融機関や事業会社は「SPIKE Fintech Platform」を活用・連携することで、様々なサービスをより強力な解決策として展開することができる。また、従来の煩雑な手続きをテクノロジーにより解決し、低コストかつスピーディーに多様な商品・サービスを提供することが可能となり、金融機関や事業会社のビジネスを強化する。これまでの知見を活かし、各企業のもつ商品・サービスの特徴を活かした新たなサービスの創出を目指す。
メタップスにとっては、「SPIKE」をきっかけにして、集めた20万人の登録者を、さらに他のジャンルの金融に導く事で新たな価値を提供し、更なる成長を狙いたいところだろう。
「SPIKE Fintech Platform」を使ったパートナーシップの例として、以下のものが挙げられる。
1) インフラ :銀行システムとのデータ連携をAPIで実現
2) 決済・送金:セキュアで利便性の高い決済・送金サービスを開発
3) 融資・貸付:販売実績をもとにした与信付与で迅速な融資や貸付を実現
4) 保険 :取引実績や登録データをもとにした新しい保険商品の開発
5) リース :事業に必要な機材を簡単に申し込めるリースの提供
6) カード :仮想通貨や優待などを絡めた新しいカード商品の開発
金融機関や事業会社が「SPIKE」を活用した「SPIKE Fintech Platform」を連携することで、事業者は新たな顧客開拓コストの削減を簡単に、そのうえワンストップで利用できるようになる。ワンストップで利用できるため、他のサービスを利用する際に起こるコミュニケーションコストを削減することも可能となる。
決済システムをはじめ、ネットショップを支援するサービスは山ほどあるため、各分野ごとに自分のネットショップにあったサービスを探していくのもよいが、ワンストップサービスを活用して一貫した運営を行っていくという方法も視野に入れても良いのかもしれない。
また、メタップスではテクノロジーを駆使した革新的なFinTech(フィンテック)サービスを共同で開発する金融機関や事業会社を募集している。
最近、日本でも金融(Finance)とIT(Technology)を組み合わせた造語「FinTech」という言葉が注目を集めている。「SPIKE」は『テクノロジーでお金の在り方を変える』というミッションを掲げ、決済プラットフォーム「SPIKE」とアプリ収益化プラットフォーム「metaps」の2つのプロダクトで培った分析技術およびマーケティングのノウハウを活かし、お金に関わる幅広いサービスを今後も展開していくという。