リテールメディアに取り組む小売業がこの数年で急速に増えています。

ただその中身は広告事業に比重が置かれているケースが多く、そもそもメディアとして果たすべき役割、提供価値についての議論がまだまだ少なく、先行する海外では、CX（カスタマーエクスペリエンス）視点でサービスを磨く企業が着実にユーザーの支持を得ています。メディアとしての価値をどう磨き、その価値をどう顧客に届けるか。

ドラッグストアのアプリの中でもユーザー評価が高い「サツドラ」のアプリを運営するサッポロドラッグストアー（以下、サツドラ）の坂本武史CDO（チーフデジタルオフィサー）と、そのサービスを裏で支えるBraze（以下、ブレイズ）の石本恭久氏、サイバーエージェント（以下、CA）の河中祥吾氏の３人に、直近１年のサツドラ公式アプリの進化の舞台裏について語っていただきました。

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