意外と知らない、本当に効果的なデータフィード広告を出すための秘策とは?

野中 真規子 [PR]

ビカム株式会社 セールス ディビジョン アカウント エグゼクティブ マネージャー 蠣原侑也氏

独自の高精度クローリング技術を生かしたデータフィード生成・最適化や、フィードの管理と紐付いた広告代理店事業、年間200億円を超える流通総額を誇るメディア運営などを手がけるビカム株式会社。データフィード最適化サービス「BFP(Become Feed Platform)」を中心とするサービスの詳細や他社にはない魅力について、セールス ディビジョン アカウント エグゼクティブ マネージャー 蠣原侑也氏にお話を伺った。

各広告メディアに合わせたデータフィードの最適化ができるBFP

各広告メディアに合わせたデータフィードの最適化ができるBFP

弊社は日本最大規模の商品検索サイトの運営会社として2005年にスタートしました。もともと商品検索サイトを運営する中で、データフィードの取り扱いには数多くの実績がありましたが、2011 年頃からCriteo、Googleなどのメディアにデータフィードを活用した広告を出すクライアントが多くなるにつれ、弊社にもそれぞれのメディアに合わせたフィード生成の依頼が増え、2012年にはデータフィード生成サービスの提供を開始しました。この他CriteoやGoogleを中心としたダイナミック広告に特化した代理店業も行っています。

BFPは、クライアントが販売する商品情報について、各広告メディアに合わせてデータフィードを作成・最適化するサービスです。

データフィードの生成から行うこともありますが、最近ではデータフィードを最適化してほしいというニーズも増えています。データフィードは広告のバナーに表示されるテキストにも影響してきます。ECベンダーなどを利用して、サイトに登録されている情報をそのままデータフィードとして吐き出すこともできますが、サイトにあるタイトルやディスクリプションが、ユーザーが検索するキーワードにヒットせず、機会損失になっているというケースも結構多いものです。

具体的にいうと「Tシャツ」「ワンピース」といった商品名だけではなく、サイズや色柄、ブランド名、季節などの文言を入れることで、検索でユーザーに見つけてもらえる率が高くなります。

実際に小売店A社のECサイトでは、ブランドB社の製品について、ブランド情報も入れてデータフィードを作成していました。しかしブランドB社のECサイトでは、サイトの文言をそのまま利用したデータフィードを使っていたため、製品名はあるものの、ブランド名は入っていませんでした。このためB社は自社ブランドの商品であるにもかかわらず、ユーザー検索においてはヒットせず、他社である小売店AのECサイトしか出てこない、というおかしな状況になっていたのです。

このような状況に陥らないためにも、サイトの文言とは別に、広告として出すタイトルやディスクリプションはしっかり設計して作ることが必須です。

データフィードのコストが10万円ダウン、CVRは120〜130%アップも

静的バナー広告ですと、ユーザーがクリックしてランディングできるのはトップページやキャンペーンページですが、対してデータフィードを使ったダイナミック広告は、クリックした先のページはユーザーが以前見たことのある商品の詳細ページなので、CVRは120〜130%ほど違ってきます。またクライアントによってはGoogleやYahoo!の静的なリターゲティング広告と比べて、ダイナミック広告では200%ほど差が出ているところもあります。静的バナーはブランド認知に強いですが、同じ広告費で売上げを拡大するのであれば、ダイナミック広告がおすすめです。

現在、BFPをご利用いただいているのは、ECを始め旅行、人材、不動産会社など、中〜大規模の企業様や、広告代理店様です。

弊社の満足度調査によると、クライアントからは「対応スピードが速い」「価格が安い」といった点で非常に高い評価をいただいています。価格に関しては、固定費もリーズナブルなのですが、さらに修正費用をいただいていないところは他社ベンダーにはない強みです。

他社からBFPに乗り換えたあるクライアントによれば、1つのデータフィードを作る際、他社では10万円程度の費用がかかっていたようですが、弊社は5万円ですので、固定費は半額になりました。また、他社は修正費用で月額プラス5万円ほどかかり、トータル15万円でしたが、弊社は修正費用をいただかないので、比較すると10万円もコストダウンしていただくことができたのです。

とくに2015年頃から、弊社に問い合わせをいただくことが増えてきました。それ以前は、データフィードは「なんとなくアップロードしておくもの」という認識の企業も多かったのです。しかし2015年頃からデータフィードの大切さを認識する企業が増え、できるだけ簡単に最適化したい、と考えるところが増えてきたのだと思います。

サービス利用にあたっては、申込書をいただいた後、弊社でサイトをクローリングするか、あるいはマスターデータをいただいて、それをもとにフィード生成を行います。生成からアップロードまでは3〜5行営業日で完了します。

データフィードにしっかりと紐付いた広告代理運用も強み

データフィードにしっかりと紐付いた広告代理運用も強み

弊社はまた、データフィード広告運用のプロフェッショナルでもあります。中でもCriteoに関しては、2011年の日本のおけるサービス開始時から広告代理店として運用しており、Criteoの販売・運用実績から認定されるスター代理店制度において、ワンスター認定も受けております。

代理店の中には、データフィードの取り扱いに慣れておらず、フィードと代理業が紐付いていないところも非常に多いのですが、これは大きな問題です。なぜならタグとデータフィードの情報が一致していないければ、正しいリターゲティングがされません。しかしタグは見ていても、それを反映するデータフィードのほうを見ていない代理店は多く、知らないうちにタグとデータフィードの情報の一致率が落ち、広告効率が悪くなっているケースは多いのです。また多くの代理店は広告効率を改善する際に、管理画面やキャンペーン設計、ECの調整だけで改善しようとしますが、本当の改善ポイントはデータフィードにあるというケースも少なくないのです。

弊社ではこうした際に改善すべきポイントのひとつとして、タグだけではなくデータフィードまでもきちんとチェックし、管理できることが強みです。世の中に代理店は多数ありますが、データフィードの管理ができる代理店は多くはないと思います。

あらゆるデータを価値に変え、クライアントの売り上げと、ユーザーの使いやすさを追求

今後の展開としては、最近注目されているビジュアルサーチのサービスも準備中です。もともと弊社は商品検索サイトからスタートしていますので、これからもユーザーがよりよい商品を見つけやすくするためのサービスを開発・推進したいと思っています。

弊社の企業理念は「あらゆるデータを価値に変える」です。このビジョンをベースとして、商品検索サイトの月間流通金額は15億円を超え、データフィードサービスでは200社以上の最適化実績があります。データフィード生成では多くのクライアントの商品データを作成・最適化させていただいています。引き続きこの2つと、各メニューの広告代理業を強化しながら、ユーザーがよりよい商品を発見できるよう、ひいてはクライアントがより売り上げが拡大できるようなサービスを提供していきたいと考えています。


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記者プロフィール

野中 真規子

ライター。著書(電子書籍)『片付けられない、という「思い込み」をなくして、今すぐ片付けるための本』(ハウスキーピング協会)が好評発売中。ECのミカタにおいては、ECサービスのお話から伝わる本質的なメッセージを受け取り、拡散することが歓びです。

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