スタートアップのEC企業から百貨店クオリティの配送を! 成長を支援する三越伊勢丹ビジネス・サポートの物流サービス

野中 真規子 [PR]

株式会社三越伊勢丹ビジネス・サポート
左:ソリューション営業部 ソリューション営業 マネージャー 安孫子 遥 氏
右:ソリューション営業部 ソリューション営業 羅 裕羅 氏

三越伊勢丹グループの物流企業として、百貨店や外部企業のECフルフィルメント業務を長年サポートしてきた株式会社三越伊勢丹ビジネス・サポート(以下、IMBS)。百貨店クオリティの倉庫環境に定評があるが、実はスタートアップのEC企業もサポートし、成長につなげた実績も多い。今回お邪魔した第二所沢センターではアパレル商材を取り扱っており、物流をアウトソーシングしたい企業や、倉庫の拡大・移転を検討している企業はぜひ注目したい。同社のソリューション営業部マネージャー 安孫子 遥 氏と、羅 裕羅 氏に詳しいお話に伺った。

顧客継続率95%以上! 一度使うと分かるIMBSのスゴさとは

――御社の物流サポートは驚異的な継続率を誇っておられます。その秘訣とは?

安孫子氏:波動への対応、日々の出荷を確実に行うといった基本的なことに加え、細かいところに手が届く点にも魅力を感じていただけていると思います。弊社はグループ内に百貨店があるため、倉庫環境、検品体制などにおいて求められる厳しいクオリティを追求してまいりました。そのクオリティを外部企業にもご提供し、さらに企業が「こうしたい」という理想にできるだけお応えする姿勢から「他社には移れない」とおっしゃるクライアントもおられます。

物流企業の中には、大量の荷物は受けられてもイレギュラーな出荷に対応できないところも多いと思いますが、弊社では様々なオプションをつけることで、その企業に最適かつ機動的な、エンドユーザーの喜びにもつながるような物流を心がけています。

委託後も月1〜2回のペースで打ち合わせをさせていただき、課題を洗い出して、解決できる1ヵ月先までのスケジュールを立てていきます。

羅氏:グループの拠点が各地にあることも、全国展開を目指す企業様に喜ばれています。三越伊勢丹の店舗が全国にあり、各所にIMBSの社員が常駐しているため、たとえば関東の企業でも関西、九州で倉庫を探しているなどのご要望があれば、グループ内の横連携を使って現地倉庫のご紹介をすることも可能です。また大手宅配業社との連携も強く、百貨店を含め出荷量も多いので、足回りやコストのメリットも感じていただけると思います。

保管環境がよく、質の高い検品や国内表示への対応も

――第二所沢センターでは、どのような業務をされているのでしょうか。

安孫子氏:センターは6年前にオープンしました。1フロア2600坪の3階建てで、うち1階と2階にトラックバースがあります。

X線検査の様子

目視での製品検品、検針、X線検査の設備が整い、輸入した製品に対して、日本語の洗濯表示や原産国表示、素材説明などのタグをつける縫製工場もあります。さらにグループ内では修理やお名前の刺繍ができる工場も。百貨店で品質検品に従事し専門的な知識を持っている社員もいるため、質の高い検品が可能となり、お客様の満足度を向上させていただけると思います。

各フロアには空調が完備され、商品の管理に適した環境・監視カメラや警備体制も整っています。またトラックバースの開閉も最小限に抑え、商品にホコリがかからない工夫もしています。

保管の品質の良さを知るには

1社1社に応じたフロー構築やシステム連携などもサポート

――第二所沢センターを利用している外部企業の事例を教えてください。

羅氏:総合アパレルメーカー、スポーツ系セレクトショップなどにご利用いただいています。出荷規模としては月1000件〜6000件の企業が中心です。

倉庫内の様子

あるスポーツ系セレクトショップのS社様では元々自社スタッフ4人で出荷業務をされていましたが、売り上げを伸ばしていくにあたり、保管場所の広さや人数が限界に達し、自社で倉庫を持つにもコストが足りなかったことから弊社に委託されました。決め手は、波動対応や臨機応変さ、百貨店に対してのナレッジがあることだったそうです。

受託にあたり、弊社ではこれまで4人でされていた物流を誰もができるように体系化し、物流のフロー構築やシステム連携もサポートさせていただきました。現在S社様は売り上げを順調に伸ばしていますが「この物量をこなせるようになったのはIMBSにアウトソースしたからこそ。当時のまま物流を自社でやっていたら、社員を増やしたり、管理していくことは難しかったと思います」とのご感想をいただいています。

弊社のクライアントにはS社様のように初めて物流をアウトソースされるケースもあれば、他社から乗り換えで利用される企業もおられます。

いずれもクライアントが物流会社に定められたルールに従うのではなく、クライアント自身の要望に応じてスピーディーに対応させていただく弊社の姿勢を買っていただいたと感じています。

クライアントの要望にお応えしながら、共に成長していきたい

――御社は「三越伊勢丹」というブランドが社名にあることから、敷居が高いと思われてしまうこともあるそうですね。

安孫子氏:これまで商談に至る前に「敷居が高そう」「価格が高そう」などのイメージで断られてしまうことがありましたが、クライアントの規模は問いませんし、コストについてもサポートの内容を理解いただければご納得いただけるものだと思います。また最初は出荷件数が少なくても、弊社でサポートさせていただくことでステージアップにつながった企業も多くおられます。

羅氏:百貨店のようなシュッとしたスタッフのイメージがあるかもしれませんが、弊社はお客様のニーズに柔軟にお応えしています。

あるパーソナルギフト販売の企業様では、最初の出荷が一月あたり数件でしたが、立ち上げ時から弊社が物流をサポートさせていただき、現在は月5000件にまで成長。当初はお互い手探りでしたが、まずは月100件を目標にして、クライアントは販売先を増やす営業に集中し、弊社は私自身も一緒に出荷作業に入ったりしながらお互いに走り続け、都度目標を設定しては並走を繰り返し続けて行ったところ、順調に売り上げが伸びる結果となりました。

クライアントは「IMBSさんに出会えてよかったし、この仕事をしていて本当によかった」と泣いて喜んでくださいました。その担当者の方は会社を辞められましたが、今でもお付き合いがあります。私もこうした出会いを通じて、本当にこの仕事をしていてよかったと感じています。

ただのアウトソースではなく、クライアントが望む以上のことを、できる範囲のことで行い、クライアントと一緒に成長したい。弊社の社員はそうした考えを共有していますので、「この人ならお任せしたい」と思っていただける部分も大きいと思います。

外部売り上げ比率を上げ、センターもさらに拡大したい

――今後の展望をお聞かせください。

安孫子氏:現在260億の売り上げのうち、外部企業からの売り上げは10〜15%。グループ内の比率がまだまだ高いですが、今後はさらにノウハウを蓄積し、ゆくゆくは外部売り上げ比率を20〜30%まで上げて、センターも拡大していきたいです。

物流はもはやインフラともいえる重要な業務。そのためにも外部企業からのご依頼幅広くお受けして、知見を広げていきたいと思っております。

第二所沢センターでは抱えられている課題などのご要望に応じて倉庫見学も受け付けておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

倉庫見学へのお問い合わせ


記者プロフィール

野中 真規子

ライター。著書(電子書籍)『片付けられない、という「思い込み」をなくして、今すぐ片付けるための本』(ハウスキーピング協会)が好評発売中。ECのミカタにおいては、ECサービスのお話から伝わる本質的なメッセージを受け取り、拡散することが歓びです。

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