ショーケース・ティービー、イープロテクト株式会社と資本業務提携

ショーケース・ティービー、グローバルな不正対策ソリューションを提供のイープロテクト株式会社と資本業務提携~同時に新サービス提供も開始~
株式会社ショーケース・ティービー(以下「ショーケース・ティービー」)は、EC事業者様向けに、各種不正対策ソリューションを提供しているイープロテクト株式会社(以下「イープロテクト」)と資本業務提携契約を締結しました。当社のサービスで培った入力支援技術と、イープロテクトの不正対策ソリューションを融合し、近年急増するカード決済におけるリスクを軽減する等、フィンテック(金融技術)関連のセキュリティ分野における共同開発、提供を行うことを発表いたします。なお、本共同開発の成果として新サービス「フォームプロテクト」の商品化に成功しており、2016年2月より正式に販売を行ってまいります。

■イープロテクト株式会社について
イープロテクトは、カード決済時の不正利用のリスクを抑制する「プロテクト」を提供する企業です。このサービスは、これまで蓄積したセキュリティ情報を元に、カード決済時に発生するチャージバックのリスクを軽減させ、EC事業者様の負担を減らすものです。

■「プロテクト」サービスのリスク審査判定について
「プロテクト」サービスは、イープロテクトを通して蓄積されたデータから、どの程度の決済リスクがあるか判定することが可能です。スコア判定により、一定以上のリスクがあると判断した場合、EC事業者様に警告することで、チャージバックのリスクを軽減することができるサービスです。

■新サービス「フォームプロテクト」とその活用分野
イープロテクトの提供するセキュリティ技術、当社の入力フォーム支援サービス「ナビキャスト フォームアシスト」で培った入力フォーム制御技術とシステム開発が不要なタグシステムを融合させた新サービス「フォームプロテクト」を提供します。

EC事業者様の現状において、EC市場の拡大に伴い不正利用のリスクが増加し、またその負担も増加する傾向にあります。日本クレジットカード協会の調べでは日本国内における不正利用の被害額は、顕在化した事案だけでも2014年実績で100億円を超えており、特にインターネット上での「番号盗用」が急増しています。この傾向は国内、海外を問わず年々顕著になっており大きな社会問題にもなっています。
こうした不正利用の中にはカード会社の審査を通過したにも関わらず、後日不正利用が判明したために、チャージバックが発生するというケースも多く含まれています。しかし、この不正を防止する従来の方法では、システム開発や本人確認が必要など、EC事業者様の運用負担が大きくなる課題がありました。
対して、本サービスのメリットはシステム連携が非常に簡素で、またリアルタイムに各種不正審査を行えることにあります。

フォームプロテクトの不正判定に使用されるデータベースはグローバル対応しており、今後、フィンテックの拡大により見込まれる決済市場において、本サービスは安定的かつ簡易なセキュリティシステムとして拡大するグローバルEC市場で活躍するものと期待しています。

■今後の展開
当社では引き続き、2016年1月13日に発表した、先端応用技術の研究・開発を行うShowcase Lab.において、今後、爆発的な拡大が見込まれるフィンテックやIoTにおいて、利便性と安全性を両立させた先進的なサービスの研究開発と提供を行ってまいります。