【再配達率の抑制にも】リマインド通知としてのSMS

CM.com Japan株式会社

時間指定で届けたにも関わらず、相手が不在で再配達や再訪問が必要になる。受取側の不在による再配達コストや手間は通販業界にとって大きな課題です。そこで今回は、無駄な再配達を防ぐために、SMSを活用したリマインド通知をご紹介します。

リマインド通知としてSMSを活用

SMSはメールと比較して、その開封率の高さが特徴です。大量のメルマガのように受信BOXに埋もれることなく、カスタマの携帯にダイレクトに届きます。ポップアップでの通知もされるため、LINEなどのメッセージングアプリと同じように、即時に気づいてもらえることで情報のタイムラグを防ぎます。しかも、LINEのようにアカウント交換の手間は必要なく、電話番号情報のみで送信することが可能です。このような特徴から、配達日時の通知にSMSはとても適しているのです。

遅延などの電話問い合わせを減らす

通販業界の配達に関して、受取人の不在による再配達の多さも課題ですが、逆に、配送の遅延などによる受取人からの問い合わせ対応に困ることもあるでしょう。天候や道路状況により、予定よりも到着が遅れてしまうことがあるかと思いますが、その際、問い合わせの連絡が殺到し、電話対応に追われてしまいます。そんなときに、SMSを活用し、あらかじめ配送予定日や配達状況を通知することで、電話対応を減らすことができます。

リマインドとしてのSMS活用事例

通販の再配達だけでなく、リマインドとしてのSMSは他の業界でも利用されています。
例えば、

・就活生に向けた説明会
・ホテルの予約確認
・病院の次回予約確認
・保険の支払い日通知
・金融機関から定期預金満期などのお知らせ
・水道、光熱費などの料金、支払い期日案内、督促
・不動産管理会社から、家賃の引き落とし案内や支払い催促

など、あらゆる業界で「うっかり忘れを防ぐ」「支払い遅れを防ぐ」ための、通知・リマインドとしてSMSが活用されています。

なりすましを懸念されないため

SMSを利用した再配達で懸念されるのは、近年増加したなりすまし詐欺でしょう。

「お客様宛に荷物のお届けにあがりましたが不在の為持ち帰りました。下記よりご確認ください。URL」

という迷惑メールが話題になりました。誤ってURLをクリックしてしまうと個人情報を取られたり、不正なアプリを入れられる恐れがあります。
 そこで、コラムではなんどもお伝えしていますが、迷惑メールと勘違いされないためにも、相手方の名前や会社名、具体的な日時を明記することが対策になります。

「〇〇様 ご購入いただいた商品を○月○日 ○〜○時にお届けいたします。(株)○○」

例えば上記のような文面のみにし、目的がリマインドだけであれば、あえてURLを貼らないのも得策です。

CMのサービスでリマインドをもっと簡単に

CM.comのサービスはSMS本文やランディングページに名前や個別の情報を簡単に差し込むことができます。SMSを使ってみたいが、複雑なプロセスは踏みたくないという企業様にはオススメのツールです。月額基本料や初期費用などは一切かかりません。

まとめ

国土交通省が2015年に実施した通販などの再配達に関する消費者意識調査によると、再配達になった理由として最も多かったのは「配達に来るのを知らなかった」(40.9%)でした。この結果を踏まえると、一歩手前でリマインド通知を1本送ってあげるだけで、再配達のコストや手間がかなり軽減されるでしょう。その際に、開封率が高く即時性のあるSMSは最適なツールであると言えます。再配達の多さを課題にしている通販業者は一度試してみてはいかがでしょうか。


著者

CM.com Japan株式会社 (CM.com Japan K.K.)

1999年オランダで設立し、SMS配信・SIPトランク、コミュニケーションアプリへのメッセージ配信などマルチチャネルメッセージングツールを単一プラットフォームで提供。RCSではGoogleとのオフィシャルメッセージングパートナーとして実装開始。WhatsAppをはじめ、Telegram、Takeaway.com、 ラボバンク、KLMオランダ航空等30,000社以上の顧客にサービスを提供。

https://www.cmtelecom.jp/