【本日公開】マルコメの台湾EC版「丸米官方購買網」

ECのミカタ編集部

 日本の食卓に欠かせない「みそ汁」。そのみそ汁メーカーとして有名なマルコメ株式会社(以下、マルコメ社)が、スターフィールド株式会社が開発する越境ECシステム「LaunchCart」を使用し、越境ECサイト「丸米官方購買網」を台湾向けに公開した。

台湾ユーザーとコミュニケーションを取りながら商品を随時増やす

商品ラインナップ(2016年9月16日現在)

 日本のみそ汁として注目を浴びている「マルコメ」。そのみそ汁の需要が高いことを受け、2004年7月に、まずは日本国内向けの「マルコメオンラインショップ」が誕生した。これにより、さらなる認知度を拡大しつつ、最近では訪日客がお土産としてマルコメ製品を購入することが増えてきた。しかし、「マルコメ」=「味噌」というイメージは、海外では完全に定着しているとは言えない状況もあった。

 その状況を受け、「マルコメ」を運営するマルコメ社は、スターフィールド株式会社が開発する越境ECシステム「LaunchCart」を使用し、越境ECサイト「丸米官方購買網」を台湾向けに公開した。

商品ラインナップ(2016年9月16日現在)

 「丸米官方購買網」では、お土産としても人気の高い、フリーズドライ・カップの即席みそ汁、液みその3カテゴリの商品を販売する。決済はクレジットカードのみ、配達方法はEMSであり、決済後は最短3日で発送する。また、繁体字版のFacebookを開設し、現地のユーザーとコミュニケーションを取りながら、商品ラインナップを随時充実させていく。

みそ汁を飲む習慣があることが1番の決め手

 マルコメ社が越境ECの最初に台湾を選んだ理由は、台湾が親日国であることや既にみそ汁を飲む習慣のある国ということが関係している。さらに、台湾にも味噌メーカーはあるが、即席みそ汁はあまり製造していないことから、参入する余地があると考えた。

 台湾は、人口およそ約2,350万人(2016年4月時点)からなる島国で、国土としては日本の九州ほどの大きさを持つ。ライフスタイルとしては、共働きが主流であり、女性も男性同様に積極的に仕事に取り組む。さらに、物価は日本と比べても安く、購買率が高めである。

 EC市場に関しては、台湾のシンクタンクであるMIC(台湾産業情報研究所)によると、2014年のBtoCそしてCtoC市場を合わせて8,833億元(日本円でおよそ3兆5千億円)に達している。

台湾の国民性から見る日本企業参入のヒント

 こういったデータを見る限り、台湾EC市場も需要が高いことが読み取れ、今回のマルコメECは台湾でも人気を得られそうだ。マルコメ社が行ったように、越境ECに進出するためには、市場調査を行い、自社製品の需要が高そうな国を選ぶことが重要だ。何事にも下調べが鍵を握り、売上を左右するのではないだろうか。

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