高性能AIで自動Web接客!NTTドコモ「ecコンシェル」登録企業数1.200社突破

ECのミカタ編集部

今、EC業界で注目度の高まっているワードの1つに「Web接客」がある。Web接客ツールは、リソースが限られているEC事業運営にあって、顧客データを効率的に分析、パーソナライズされた接客に活用できるという、個々の店舗だけでなくEC市場全体の成長に欠かせない存在だ。その中でも今回注目したのは、提供開始から1年未満(2017年2月16日時点)で登録社数が1,200社を突破した、(株)NTTドコモのネットショップ向けWeb接客ツール「ecコンシェル」だ。

今後のECに必須のWeb接客ツールとは

 (株)NTTドコモ(以下、ドコモ)が提供する「ecコンシェル」は、ネットショップ向けに2016年6月より提供を開始し、提供開始後半年の時点では(2016年12月)登録社数が500社だったのが、Web接客への注目度の高まりと共に、それからわずか2ヶ月で1,200まで増加した。有名店舗から個人ショップまで様々な規模の企業で導入され、業種もアパレルや総合通販、化粧品、旅行、さらに電子書籍や音楽といったコンテンツ系にも広がっている。

 ecコンシェルは、JavaScriptのタグを追加するだけで、ウェブサイト内のアクセスログや購買履歴などさまざまなデータを収集し、お客さまの行動に応じて自動で、一人ひとりに最適な商品やキャンペーンを案内し、さらに高性能なAIでWebサイトのコンバージョン率を高めることを可能としている。料金プランとしては、永久無料で使えるフリープラン、0.8円/接客の接客課金プラン、3,000円/10万PVのPV課金プランの3つのプランがあり、ネットショップそれぞれの状況に合わせて試しやすい設定となっている。

 また、登録者数の増加に伴って、ユーザーの声を反映した新機能の開発や、UI/UXの改善、他サービスとの連携などにも力を入れており、今後もより使いやすくお客様のCVR向上に貢献するサービスを提供していくとのこと。Web接客ツールにも様々な種類があるが、「ecコンシェル」の特徴は、ネットショップで必要とされる機能に特化していることと、高性能AIによりPDCAを回して施策を最適化することを自動で行えることだ。

 導入社数の増加により、今後さらに進化していくであろう「ecコンシェル」に注目だ。


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