花粉症をECが救う？2社のEC「花粉症特集」比較

花粉症の季節が到来したが、多くの人々のどのように「花粉症対策」をしているのだろうか。ECサイト「LOHACO」と「ケンコーコム」でも、「花粉症特集」を開設しており、対策グッズを販売している。今回は、この2つのECサイトを比較し、花粉症特集の内容を探る。

LOHACOとケンコーコムの「花粉症特集」をまとめた表
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花粉症は、スギ花粉の時期「2～5月」がピーク？

　「LOHACO」と「ケンコーコム」を比較する前に、株式会社インテージ（以下、インテージ）が実施した「2017 花粉症 みんなの対策」の調査を基に、人々が行う「花粉症対策」を明らかにしていく。本調査によると、「自分は花粉症」と回答した人は47％であり、そのうち、スギ花粉の時期である2～5月に発症する人は95％となった。

　花粉症対策では、「マスクの着用」が全体の過半数が回答し、次いで「処方箋」「うがい・手洗い」「市販薬」（それぞれ4割程度）が続いた。その他、「顔や眼を洗う」「衣服の花粉を落とす」「外干ししない」「窓を開けない」など、花粉を落とす・入れない対策があった。

注文した当日や翌日に商品が届く仕組み

　インテージの調査によると、「マスク」が花粉症対策の鍵となるようだ。日用品や医薬品などを取り扱うECサイト「LOHACO」と「ケンコーコム」の花粉症特集でも、「マスク」や「市販薬」はもちろん、その他の対策グッズも幅広く揃う。特に、ケンコーコムでは、カテゴリーに「負けない体作り（定番編・注目編）」があり、花粉だけでなく、風邪などの菌にも負けない体になるように導く商品が並んでいる。

　LOHACOとケンコーコムで注目すべき点は、商品が届くまでにかかる時間だ。「医薬品」ということもあり、地域限定や注文時間に指定はあるものの、LOHACOは最短「当日」、ケンコーコムでは最短「翌日」に届く。やはり、花粉症対策は、なるべく早い段階から実行したいものだ。その顧客ニーズに応え、両社も“早い配送”を心掛けているのだろう。

LOHACOとケンコーコムの「カテゴリー」や「送料無料条件」、「支払い方法」などまとめた表は、以下からダウンロード可能！
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　花粉症の季節は今後も続くため、マスクや市販薬などは、多めに用意しておくことに越したことはない。ただ、いざという時に助かる存在、それが「LOHACO」や「ケンコーコム」だ。これらのおかげで、商品が当日や翌日に届き、花粉症の症状を悪化させることなく、事なきを得る。ECの利点を生かすことで存在感を示す２店舗なのである。