楽天市場で父の日特集スタート!今年のトレンドは「共感」

ECのミカタ編集部

楽天株式会社(以下、楽天)は、インターネット・ショッピングモール「楽天市場」において、「父の日特集 2017」を開設した。「楽天市場」における父の日関連商品数は約150万点にも及び、売上は2011年から2016年の5年間で約3倍まで拡大しているという。今年のトレンドはどうなっているのか、父の日商戦について考察してみる。

  楽天が、6月18日(日)の今年の父の日に向け、50・60代のお父さんを対象に実施した調査によると、約7割が、「父の日にはモノをもらうよりも一緒の時間を過ごしたい」と回答している。それをもとに、今年の楽天の「父の日特集 2017」では、”時間共有型ギフト”をテーマにページが組まれていて、お父さんと「同じ時間を一緒に過ごす」ためのギフトが提案されている。

 具体的には、「ウナギ」や「ブランド肉」といった、家族でお父さんを囲んで楽しい時間を過ごすためのグルメ商品のほか、有名ファッションディレクター干場義雅氏がお父さんのファッションをコーディネートする企画「パパがおしゃれに大変身!」も展開し、 “お父さんにはいつまでも格好良くいてほしい”という子どもの願いを叶える内容となっている。

人気の「お酒関連商品」も時間を共有できるものと一緒に

人気の「お酒関連商品」も時間を共有できるものと一緒に

 また、「父の日に子どもが贈りたいもの」「父親が贈られたいもの」共に「お酒」が最多数を集めた。また父親の7割が「父子で一緒にお酒を飲みたい」という結果となり、「照れ屋なオトナ父子のための“サシ呑みきっかけ酒”」という特集が組まれている。

 この企画では、親子の関係性を6タイプ(今年が初サシ呑みになる父子、あまり共通話題のない父子、酒豪父子、酒の弱い父子、普段からよく会う父子、グルメな父子)に分け、タイプ別におすすめのお酒と、そのお酒に合うおつまみ情報を紹介している。お酒とおつまみや酒器は、日本を代表するトップソムリエの一人で、ワインのみならず幅広いお酒に精通する伊藤寿彦氏が選んでいるそうだ。

テーマは「共感」へ。SNSを意識したショップ運営を

 お酒だけに限らず、形の残るものとして、一緒に酒器もオススメしているし、変わらぬトレンドの「お花」もまだまだ人気のようだ。「母の日商戦」でもそうだったが、SNSの普及によって「共感」というテーマに注目が集まっている。

「大切な人と同じ時間を過ごす」そして、それをSNSで「共有」することで「共感」を呼ぶ。このあたりの流れを意識してECサイトの商品展開をしていきたいところだ。

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