Amazon、フリル、続々と人気ランキングを発表。

ECのミカタ編集部

 総合オンラインストア「Amazon.co.jp」は、2017年の上半期における、人気商品ランキングを発表した。また、フリマアプリ「フリル(FRIL)」は、サービス5周年を記念して、5年間の人気ブランドランキングを発表。大手ECサイトが、続々と人気ランキングを発表する形となった。

 Amazonでは、上半期と年間の2回に分けて、人気商品のランキングを発表している。2億種類以上の取り扱い商品から、カテゴリー別に人気ランキングが集計された。また、株式会社 Fablic(本社:東京都渋⾕区)のフリマアプリ「フリル(FRIL)」では、これまで多く取引されたブランドの、人気ランキングを発表した。これは、フリルが⽇本初のフリマアプリとして誕生してから、5周年が経ったことを記念したものだ。

今年オープンの「Amazon Launchpad ストア」がランキングに登場

 Amazonの「Amazon ランキング大賞2017上半期」には、2017年1月に新しくオープンした「Amazon Launchpad ストア」が、初めて登場した。スマートフォンと連携した忘れもの通知デバイス「MAMORIO(マモリオ)」が1位を獲得。次いで、フリースタイル・ホワイトボード「バタフライボード A4 薄色方眼」が2位に。3位にはスマートロックの「Qrio Smart Lock (キュリオスマートロック)」がランクインした。
 この他にも、プライム会員特典の「プライムビデオ」では、Amazonオリジナル作品の「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」がランクイン。シーズン 1、2 ともに、上位に入る結果となった。

フリル、累計約50万点の出品「snidel」がトップ

 今年の7月に5周年を迎えるフリルでは、2012年7⽉から2017年5⽉31⽇までの、取引実績を集計。その結果、5年間で取引数の多かった上位10ブランドが、ランキングにまとめられた。サービス開始から最も取引されたのは、10代・20代の⼥性に⼈気の「snidel(スナイデル)」で、累計約50万点もの出品がされている。
 また、ハイブランドからカジュアル、ファストファッションやスポーツブランドに至るまで、様々なブランドがランクイン。幅広いジャンルを取引できる、プラットフォームがフリルだと示す結果になった。

 実店舗でもECサイトでも同じだが、需要の先読み・先を見越した行動が、その後の結果を大きく左右する。現在、ちょうど下半期に差し掛かる時期だ。今回のランキングを参考に、次の需要を見越した準備をしてはいかがだろうか。

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