ローソンで生鮮品など約500種類の商品を購入可能、店頭受取もできる新サービス「ローソン・フレッシュ・ピック」の提供を開始

ECのミカタ編集部

株式会社ローソン(以下「ローソン」)は、新サービス「ローソン・フレッシュ・ピック」を開始することを公表した。

成城石井、オイシックスドット大地などの商品も取り扱う

ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役 社長:竹増 貞信)は、朝8時までに予約し18時以降店舗で購入できる新しいローソン型ラストワンマイル「ローソン・フレッシュ・ピック」を、3月6日(火)より、東京都世田谷区、渋谷区、神奈川県川崎市、横浜市の一部地域(約200店舗)で開始することを公表した。

「ローソン・フレッシュ・ピック」での取り扱い商品は、野菜や果物など青果、豆腐や納豆など日配食品、調味料など食品のみ、合計約500種類となる。また食材と調味料などがセットになったミールキットが約20種類と豊富で、さらに成城石井などスーパーやオイシックスドット大地、専門店の商品の取扱いも行うという。

受取時間にしばられない

受取時間にしばられないサービスの流れ

同社によれば、2011年と2016年の比較(総務省統計局「社会生活基本調査」 2011年、2016年)では、女性の社会進出により家庭での炊事と自由時間の減少が顕著になっている。

こうした状況を踏まえて、宅配時間にしばられず、ユーザーが好きな時間に指定のローソン店舗で商品を購入することができる新サービスとして「ローソン・フレッシュ・ピック」が生み出されたのだ。

また、今回のサービスは既存コンビニエンスストアの店舗網と物流網を活用するので、新たな物流網構築の必要は無いという。

全国展開も検討していく

全国展開も検討していく

同サービスでは、毎日8時までにスマートフォンの専用アプリを利用して予約した商品を、指定のローソン店舗で当日18時以降に購入と受け取りができる。

約500種類(生鮮品、日配食品、調味料、ミールキットなど)の品目から選べ、1回あたり1,000円(税込)以上の予約購入で利用が可能だ。今後については、展開エリアを首都圏に拡大し、さらに全国展開についても検討して行くという。

これまでもコンビニで宅配便などを受け取れるサービスは行われてきた。今回、提供が開始された既存の物流網を使った上で、生鮮品を含んだ豊富な商品を任意の時間で受け取れる新サービス。家庭を持つ女性ならずとも、時間を有効に使いつつ、コンビニでは手に入らない商品も得たいと思う人にとって、朗報と言えるのではないだろうか。


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