QVCがSMARIを導入、ローソン等から返品可能に

ECのミカタ編集部

株式会社QVCジャパン(千葉県千葉市、代表取締役最⾼経営責任者:グレゴリー・ベルトーニ、以下「QVC」または「同社」)は、「SMARI」を導入し、一部のローソン等でQVCでの購入商品の返品受付を開始した。

約3000か所のローソン店舗等から返品できる

テレビショッピングを中⼼としたマルチプラットフォーム通販企業のQVCは、三菱商事株式会社が手掛ける非対面発送サービス「SMARI(スマリ)」を導入し、2023年3月6日(月)より関東・中部・関西にある約3000か所のローソン店舗等でQVCでの購入商品の返品受付を開始した。

サービス概要

サービス概要

◆対応サイズ

利用可能な箱(ポリバッグ・紙袋も可)サイズは、3辺合計が120cmまで、かつ2辺が30cm×45cm以内となる。
※投函の向きに制限なし。

◆送料

利用者の都合による返品の場合、返送料は利用者負担となる(元払い:1000円)。商品不良などの場合は、同社が返送料を負担する。

◆支払い手段

スマリの元払いについては、次の電子マネー・決済が利用できる。
PayPay/メルペイ/ d払い/au PAY/銀行Pay/QUOカードPay/Alipay/WeChat Pay

◆利用手順

▷QVCのECウェブサイトより返品登録受付用のQRコードを発行
▷関東・中部・関西にある約3000か所のローソン店内に設置された「スマリボックス」の備え付けタブレット端末を操作して配送用ラベルを出力・貼付け
▷返品希望商品を投函完了
▷利用者の荷物はQVC商品センターへ到着

返品プロセスにおける利便性が向上

公表に際して同社では次のように述べている。

「スマリは、QVCのお客さまにとって、24時間365日返品可能な受付窓口となります。従来の返品方法に加えて新しい選択肢が1つ増えることは、お客さまのライフスタイルに合ったショッピングのあり方に一歩近づくだけでなく、スマリのテクノロジーとネットワーク網によって返品プロセスにおける利便性がより向上します。この春、QVCが導入する『スマリ』で新しいショッピング体験をお楽しみください」

通販・EC大手として存在感を示す同社。今回、非対面発送サービス「SMARI」を商品返品に導入し、ローソン店舗等から、より手軽に返品可能になったことで顧客における利便性が向上し、プラットフォームとしての価値をさらに高めることになりそうだ。

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